三原舞依が膝の難病から復帰、フィギュアスケートの新ヒロイン誕生!

三原舞依が膝の難病から復帰、フィギュアスケートの新ヒロイン誕生!

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フィギュアスケート女子のニューヒロインと話題の三原舞依さん。膝の激しい痛みに襲われた昨年から、2016年は見事にカムバックを果たしました。三原さんが発症した病気とは何だったのか、またスケートアメリカでのご活躍なども振り返ってみます。

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三原舞依さんのプロフィール

生年月日 1999年8月22日(17歳)
出身地 兵庫県神戸市
身長 154㎝
血液型 A型
高校 兵庫県立芦屋高等学校
コーチ 中野園子、グレアム充子
振付師 マッシモ・スカリ、佐藤有香
所属 神戸ポーアイランドFSC
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三原舞依さんの経歴

浅田真央さんに憧れて8歳でスケートを始めたという三原さん。
2012年の全日本ジュニアでは初出場で8位になりました。

2013年はプランタン杯ノービスクラスで優勝、
アジアフィギュア杯ではジュニアクラスで2位になるなど活躍します。

同年の全日本ジュニアでは2位となり、
全日本選手権に初出場して総合で12位と健闘しました。

2014年は全日本ジュニア7位、
全日本選手権では9位という結果でした。

2015年は好調で、
アジアフィギュア杯シニアクラスなど
多くの大会で優勝します。

ジュニアGPシリーズのスロバキアと
オーストリア大会ではともに2位と、
初めて公式大会の表彰台にも立ちました。

三原舞依が膝の難病から復帰、フィギュアスケートの新ヒロイン誕生!
出典:http://ashikabi.org/

そして初進出した12月のスペイン・バルセロナでの
ジュニアGPファイナルでは6位になります。

でも実はこの大会前から体に異変を感じていたそうです。
ジャンプで踏み込もうとしても足が曲がらなかったのだとか。

大会後に帰国する際はベッドから起き上がることが
できないくらい両膝に激しい痛みを感じ、
歩くことさえ難しい状態だったといいます。

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三原舞依さんが原因不明の難病に!

三原さんは帰国後の検査で「若年性突発性関節炎」
という1万人に1人の難病と診断され、入院しました。

この病気は若年性リウマチとも言われていて、
16歳以下に発症する原因不明の病気です。

全身の関節が炎症を起こして痛むそうで、
三原さんも一時期は膝だけでなく、
足首や肩や肘も動かせず、
ずっと入院と通院を繰り返していたといいます。

2015年の全日本選手権が開催されていた時は
2週間ほど入院していた頃で、
病室のテレビで見ていたそうです。

その後、2016年1月にはアイスショーに出演したものの、
氷上練習は3月頃からやっとできるようになりました。

それでもジャンプ練習はできず、
ずっとスケーティングと陸上での
トレーニングをしていたのだとか。

けれどその甲斐あって、
スケーティングは飛躍的に向上したそうです。

摂食障害の選手もいるんですね。
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これまで若年性突発性関節炎になって
カムバックした選手はいないといいます。

そんな難病と闘う三原さんは
「病気を言い訳にしたくないし、負けたくない。
自分でコントロールしながらやっていく」と、
かなりの頑張り屋さんのようですね。

三原舞依が膝の難病から復帰、フィギュアスケートの新ヒロイン誕生!
出典:http://blog.livedoor.jp/

三原舞依さんがシニアGPデビュー戦で3位に!

2016年8月の練習では連続ジャンプを何度も決め、
ずっとジャンプ練習ができなかったとは
思えないほどの仕上がりになっていたそうです。

そして9月、痛みを乗り越えて臨んだ
ドイツのネーベルホルン杯で、
自己ベスト189.03点で優勝を果たしました。

さらにGPシリーズは今季から
シニアの大会での本格参戦が決定しました。

それも、第1戦のスケートアメリカと
第5戦北京での中国杯の2試合です。

10月22日、アメリカ・シカゴでの第1戦は
「病気を意識せず、順位を目標にせず、
一つ一つの試合を大切にしよう」
という思いで臨みました。

フィギュアGPデビューとなるSPは、
はつらつとした演技で2位発進となりました!

3回転ルッツ・3回転トウループの連続ジャンプ、
ダブルアクセルをキレイに決め、
最後の3回転フリップでは着氷が乱れたものの、
そのほかはほぼノーミスで自己ベストの65.75点をマーク。

「うそ〜っていう感じで信じられなかったです」と、
あどけない笑顔を浮かべていました。

SPでは観客席いっぱいにお客さんがいるのを見て、
「大舞台だ」と思いながら滑ったそうですよ。

そして迎えたフリープログラムは、
今季から佐藤有香さん振り付けの「シンデレラ」です。

細かいミスもありましたが123.53点となり、
合計は自己ベストを更新し189.28点で3位と、
GPシリーズデビュー戦は見事な結果となりました。

三原舞依が膝の難病から復帰、フィギュアスケートの新ヒロイン誕生!
出典:http://ameblo.jp/

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三原舞依さんが憧れの浅田真央さんと?

スケートアメリカに同じく出場していた村上佳菜子さんは10位、
浅田真央さんはSP5位で最終的には6位に終わり、
三原さんが女子日本勢でトップの成績でした。

三原さんは3位が決まった瞬間、
「幸せものだな」と思って涙が出たそうです。

病気からもう立ち直ることができないのではないか?
と思ったこともあったそうで、
大好きなフィギュアスケートをまた滑ることができて、
大きなチャンスももらえたことからそう思ったといいます。

同時に「練習の成果を本番で出しきれず、
まだまだと感じた。もっとメンタルを鍛えないと」と、
浮かれた様子はありません。

けれど憧れの浅田さんとマッサージで一緒になったそうで、
その時はテンション上がって一緒に写真を撮ってもらって
「最高に幸せ」と言っていたようですよ。

強い精神力と努力で大舞台に立ち、
すばらしい結果となった三原さん。

膝はまだ完全によくなったわけではなく、
現在も月に1度の点滴などでコントロールしているそうです。

第5戦北京での中国杯は
「課題を克服しノーミスの演技ができるように頑張っていきたい」と意欲的です。

是非優勝して12月のGPファイナル進出につないでほしいですね。

また、昨シーズンは出場できなかった全日本選手権への思いも強く、
さらに2018年の平昌オリンピックも本気で狙っているそうです。

フィギュアスケート界に、また1人期待の新星が誕生しましたね!

出典:http://www.jiji.com/

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