昨年、何かと報道ニュースで
お騒がせしたゴーストライター問題。
そんな旬な話題を脚本家・橋部敦子さんの
オリジナル作品として
ドラマ化された【ゴーストライター】。
果たして、このドラマの楽しみ方は、
どこにあるのでしょうか?
感想・魅力・見どころとともにご紹介していきます。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
ゴーストライターの概要
放送開始日 | 2015年1月13日 |
---|---|
放送時間 | 毎週火曜日21:00 〜21:54(初回は15分拡大) |
放送局 | フジ系列 |
ジャンル | ヒューマンサスペンス |
主演 | 中谷美紀さん、水川あさみさん |
主題歌 | androp【Ghost】 |
ゴーストライターってどんなドラマ?
2015年、1月〜3月期のドラマは、
何かドロドロしたタイプのドラマが多いですよね。
白い大奥というテーマの病院ドラマ【まっしろ】、
底辺からトップに駆け上がる女子高生の姿を映した、
ドラマ【学校のカイダン】、
不倫をテーマにした復讐劇を描いたドラマ、
【美しき罠〜残花繚乱】、
そして、家庭に入ると期待に応えられない夫の
姿を映し出すドラマ【残念な夫】…
残念な脚本とまで酷評され初回視聴率も一桁と奮わなかったドラマ【残念な夫】
【残念な夫】、【◯◯妻】どっち見た??視聴者の評価・オススメは?
ドラマの質は細かく異なりますが、
非常にヒステリックで、
いじめ的なドロドロしたドラマが
多い印象が強く残ります。
そんな中、本格的な社会問題をテーマに
サスペンスタッチで描かれているドラマが
【ゴーストライター】です。
ゴーストライターは脚本家・橋部敦子の
完全オリジナルストーリーです。
▼橋部敦子さん
出展:http://matome.naver.jp/odai/2137208235667311101/2137208503768297803(ブログ:NAVERまとめ)
彼女の作品の特徴は、
草剛さんが出演したドラマ【僕の生きる道】など、
一人の人間の生き方を通じて
周囲に変化をもたらしていくヒューマンドラマとして
映し出されていくのが大きな特徴です。
ゴーストライターも、
佐村河内守さんと新垣隆さんの
ゴーストライター問題を一つのテーマとして取り上げ、
ヒューマンタッチで描かれたドラマに
仕上がっています。
天才小説家として人気だけど、
次の作品が書けなくなった作家。
一方、新人として知名度は少ないものの、
天才小説家に文才を認められ、
ゴーストライターとして生きていく新人小説家。
まるで、
佐村河内さんと新垣さんの関係性を示すように、
音楽家と小説家と言う立場は違いますが、
作家とゴーストライターの立場・心理描写が、
如実に描かれているのが、
このドラマ【ゴーストライター】なのです。
スポンサードリンク
ドラマ【ゴーストライター】の魅力・見どころは?
ドラマ【ゴーストライター】は、
先ほどお話しした通り、
次の作品をかけなくなった天才小説家と、
その作家のアシスタントを務めながら、
ゴーストライターとして、
作品を手掛ける新人小説家の姿を映し出した、
社会的問題をテーマにしたドラマです。
▼天才女性作家を演じる中谷美紀さん
出展:(ブログ:ささこ映画、ドラマ日記!)
依頼理由は様々ですが
ゴーストライターはたくさん存在しています。
印税・著作権問題も勃発し、
社会的地位を利用した詐欺的行動とも
場合によっては映ってしまうため、
非常に問題視されがちですが、
依頼者に代わり代筆し、
メディアを通じて読者・視聴者を楽しませることが、
ゴーストライターの本来の仕事であり、
別に地位や著作権を求めるものではありません。
いろいろ賛否は別れますが、
ゴーストライターの仕事が何なのか分かった上で行えば、
そのこと自体が問題とは僕は考えていません。
問題なのは、
著作権を振りかざして利益を争うことにあります。
そもそも、最初から一部は
代筆してもらっていますと公言していれば、
問題すらならないはずです。
しかし、嘘をついてゴーストライターに
執筆させ他上で利益だけを総取りしてしまう…
そこに対して、詐欺行為や権力の行使など
いろんな問題が起こり、
ゴーストライターそのものが悪として、
見られてしまうのでしょう。
このドラマも、
そんな心理描写が如実に描かれています。
人気作家として多大な期待をされてしまい、
次々と作品を手掛けていかなければいけない…
しかし、スランプに陥り次の作品が
書けなくなってしまうことも良くある話です。
作家にとってスランプ状態は、
非常に焦りやストレスも多く、
危機的状況です。
そんなところに
文才のもった女性が現れるわけですから、
自分のゴーストライターとして
その窮地を救ってほしいという心理が働くのです。
一方、知名度が無く全く見向きもされない
新人作家としては、知名度を利用してまでも、
自分の描いた小説を世間に見てほしいという
気持ちが働きます。
そんな二人の心理描写が楽しめるのが、
ゴーストライターの最大の見どころであり、
魅力なのです。
ドラマ【ゴーストライター】の楽しみ方は?
ドラマ【ゴーストライター】の楽しみ方としては、
ドラマに登場する二人の作家の立場になりながら
観ることが一番の楽しみ方と言えるでしょう。
突如次の作品が書けなくなり、
スランプに陥った天才作家が、
たまたま現れた文才を持つ女性に
ゴーストライターとして依頼していく心理状態。
一方憧れ的要素も抱いていた作家のアシスタントになり、
気がつけばゴーストライターとして、
その作家の作品を手掛けていくことになった
作家志望者の心理状態。
それぞれの立場になり気持ちを汲みながら
ドラマを観ることで、
二人の心理を体感することができ、
ドラマとして大いに楽しむことが出来ます。
今回は、特にサスペンスタッチのドラマが、
非常に少ないです。
【○○妻】や【DOCTORS3】など、一部のドラマを除いて、
ほとんどがドロドロしたようなドラマです。
ゴーストライターも数少ないタイプの
ヒューマンサスペンスドラマです。
それだけに、ぜひ、二人の立場に立ちながら、
人間が持つ心理描写を体感してみてくださいね。
スポンサードリンク
感想
視聴者の感想です。
ゴーストライターがすごい…自分で何かを生み出すことって本当に難しいって改めて思う作品。人の作ったものにこれは違う、それも違うと言うのは簡単だけど、自分がゼロから作るのはとても大変だということを思い知らされる。
— Rumi (@ao_rumi) 2015, 1月 21
私は正直『ゴーストライター』という立ち位置は羨ましいなぁとは思う。例え有名作家の名義になるとは言え、有名な方に認めてもらえて書いてもらう。そうしてプロットのスキル上げていって、どこかで『切って』小説家として活躍出来るなら素晴らしいことはない。
— ソルティスまひろ (@chaosbrave) 2015, 1月 20
でも、ゴーストライターの中谷美紀のセリフはスランプに陥ってるからこそ出てくるものだよね、、
でも、作り手側からの意見としては一理あり過ぎて。
てか、確かに私が逆の立場でもそう思うなぁ:;(∩´﹏`∩);:
うーん、うーん、うーんんんん:;(∩´﹏`∩);:
— ぴろみん (@piromin_knp) 2015, 1月 17
「ゴーストライター」に出演中の三浦翔平という俳優。演技のテンポが非常によく、恐らくセンスの塊。実力としても申し分ないんだけど、テレビドラマ的演技に収まってる気がする。制作側の理想通りの演技をしてくれていて、もちろんそれで充分なんだけど、もっと色んなことが出来る俳優だと思う。
— ぞうさん@2/1トミタ栞in横浜 (@paopao_zosan92) 2015, 1月 17
この記事が参考になりましたら
下のシェアボタンよりシェアをお願いします。