【アルジャーノンに花束を】第6話あらすじネタバレ、咲人が心に蓋をする!

【アルジャーノンに花束を】第6話あらすじネタバレ、咲人が心に蓋をする!

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第6話のあらすじ感想などまとめてみました。ネタバレ注意です。遙香への想いに理性で蓋をしてしまった咲人。せめて母に受け入れてもらったら!嘘つけなくて正直すぎちゃう咲人は梨央を傷つけたり、空気読めなくて友達とケンカになったり。まわりも咲人の急激な変化についていけない!次第に咲人は、仲間達に対して今までとは違う感情を抱きはじめる。

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アルジャーノンに花束を、の概要

放送日 金曜22:00〜22:54(TBS系)
原作 ダニエル・キイス/小尾芙佐訳「アルジャーノンに花束を(新版)」(ハヤカワ文庫NV)
主題歌 ベット・ミドラー『ローズ』(ワーナーミュージック・ジャパン)
脚本監修 野島伸司

あらすじ:こわい!仲間がいなくなる!

望月遥香(栗山千明さん)は蜂須賀大吾(石丸幹二さん)から、
白鳥咲人(山下智久)に母親の居場所を教えてやってくれと言われる。
「今の僕を見たら、きっと喜んでくれると思うんです。」と、スラスラ話す咲人。
昨日までの咲人と明らかに違う。
1日で大きな成長を遂げたと満足気な蜂須賀。
咲人は遙香の同行の申し出を断り、1人で行くと言う。

遙香に対して急にそっけなくなった咲人。
でもそれは、理性と共に“心に蓋”をした結果だった。
「たいした事ではない。好きな女性が他の人を好きだった。ただそれだけの事。この痛みは時間と共に消えていくだろう。」
遙香のピアスを見ながら、咲人は自分にそう言い聞かせる。

河口梨央(谷村美月さん)は小出舞(大政絢さん)に、昨夜咲人と1晩一緒にいたが何もなかったと言う。
舞は梨央の父・河口玲二(中原丈雄さん)から、梨央の病気の事を聞いたと話す。

竹部順一郎(萩原聖人さん)は遙香から、咲人が母・窓花(草刈民代さん)に会いに行ったと聞き心配する。
遙香が慌てて窓花の家に行くと、玄関には咲人が持参したと思われる花束が無残に落ちていた。
部屋の奥で怯えている窓花に、帰宅した咲人の妹・花蓮(飯豊まりえ)が駆け寄る。

遙香は咲人の部屋を訪ねる。
「ちょっと想像と違っていた。歓迎されると思っていた。」と咲人。
遙香は「お母さん、心が不安定な状態が長いんですって。あなたに罪悪感があるかもしれないって。」と、竹部から聞いた事を話す。
窓花は咲人を怖がっていた。
咲人が近づくと逃げながら泣いていた。
「母は僕が復讐しに来たと思ったんです。」
遙香はフォローするが、咲人は「本当の感情が見えたからいい。嘘は嫌いなんです。」と言う。

咲人は梨央に、恋愛感情はないとハッキリ言う。
しかし梨央は咲人といるだけで幸せだと伝える。
すると咲人は梨央の事を分析しはじめる。
報われなくてもいいなんて、非合理的。
以前の僕がいいなんてどうかしている。
あなたは大人の男性に不信感と恐怖心を持っている。
だからあえて子供のような安全な僕を選んだ。
本当の意味で僕を愛しているわけではない。
絵本の中のような恋愛ごっこをしてるだけ。
「会うのはこれで最後にしましょう。僕にとっては時間の無駄なんです。」と言って咲人は立ち去る。

脳生理科学研究センターでは、杉野史郎(河相我聞さん)、小久保一茂(菊池風磨さん・Sexy Zone)、遙香達が議論をしている。
それをそばで聞いていた咲人がアイデアを出す。
蜂須賀は「いくら知識を身に付けても知性とは言えない。自分の頭で考え、判断し、的確に活用するんだ。」と咲人に言う。
そして先頭に立ってチームを引っ張ってくれと、咲人を研究チームに加える。
花の配送の仕事は辞めてかまわないと、咲人にブラックカードを渡す。
しかし咲人は、研究の時間は何とかするので仕事を続けたいと言う。
あそこには友達がいるのだ。

檜山康介(工藤阿須加さん)が梨央に会いにいく。
梨央は病気の事はあきらめているから平気だと言う。
そして咲人と別れた事を話す。
急に梨央が檜山にもたれかかってくる。
檜山に舞の言っていた言葉がよみがえる、
「脳がどんどん委縮して記憶がなくなって、最後にはただの花のようになってしまう。」
檜山は梨央が気が付くまで、ずっと抱きしめていた。

ドリームフラワーサービスの寮に帰ると、仲間達がいつものように騒いでいる。
咲人にも仲間に入れと言うが「遠慮します。勉強する時間を無駄にしたくないんで。」と咲人。
淡々と語る咲人にカチンときた鹿内大(勝矢さん)は、咲人につかみかかる。
「暴力は、理性で感情を抑える事ができない野蛮な人間が用いる非生産的行為です。」と言う咲人を、鹿内は殴ろうとする。
しかし、逆に咲人に振り払われ、自分が転んでしまう。
「おまえ、何なんだよ。バカだったくせに、気持ち悪いんだよ!」

帰宅した檜山に咲人は呼び出される。
なぜ梨央と別れたのかと聞くと「時間がもったいないからです」と答える。
殴りかかろうとする檜山を柳川隆一(窪田正孝さん)が抑える。
柳川は、咲人は母親に歓迎されなかったから、周りにあたりたくなったのだとフォローする。
しかし咲人は「関係ないですよ。むしろ、ようやく母の呪縛から解放されてよかったと思ってます。檜山君は大きい図体をして親離れできていないようですね。」
柳川は「サクちゃん、もうちょっと言葉を選んでみようか!」
咲人は「あなたもですよ、柳川君。母親にお金を渡すから自立しないんです。歪んだ依存関係はお互いのためにならないと思います。」
檜山が前のおまえはそんなんじゃなかったと言うと、
「前の僕?バカであわれな頃の僕ですか。自分より下の人間がいることで、優越感が満たされるんですよね。だから優しくできるんですよね。でもそんなのは本当の仲間でも友達でもない。エゴを満たすための偽善です。2人共、僕が自分より頭が良くなったことが気にいらないんでしょ。見下す相手がいなくなって。」と咲人は言う。
咲人の変わりように「おまえ、誰なんだ…?」と、驚きを隠せない檜山と柳川だった。

アルジャーノンに会いに行く咲人。
「僕は知りたくなかった。友達だと思ってたのに、あいつら。僕の事、バカにしていただけだ。そして見下し、あわれんでいただけなんだ。アルジャーノン、僕の友達は君だけだ。」

「日本脳生理学会」当日。
控室でスーツを着ている咲人は、蜂須賀に「こんなに愚鈍だった男が手術によって見違えるようになりましたと、見世物にされるんですよね。」と聞く。
「手術を隠して嘘をついて、もともと賢かったかのように振る舞いたいのか?」
「嘘は嫌いです。でも、怖いんです。賢くなってみんな喜んでくれると思ってました。逆にどんどんまわりから人がいなくなっていく気がして。」
「本当の事が見えるようになってきた証拠だよ。」
「僕はこのままでいいんでしょうか?」
「今度は君が、人を見下してやればいい。人は対等ではない。君はすばらしい価値を持った人間に生まれ変わった。私は自分の息子の事のように誇らしい!不安になる事はない。君には私がいる!」

研究のスポンサーである玲二に連れられ、梨央と舞も学会の発表を見にきている。
「ALG」は梨央のために開発された薬だと、玲二は説明する。
効果は第1号被験者=実験台によって証明されていると言う。
スクリーンに映し出された第1号被験者・咲人を見て、「ウソ…」と驚く梨央と舞。

ステージの袖で待つ咲人。
まだ母の事をフォローする遙香に「その話はもう結構です。自分でも不思議なくらい、見える景色が以前と違うんです。友達だと思っていた寮の仲間達も、僕の事を見下し笑っていたんだと気付いてしまいました。今思えば滑稽です。あの程度の人間たちと友達になりたいと必死だったなんて。僕はようやく真実が見えて晴れ晴れしている。自分に関係のない人間とかかわる必要はない。そうはっきりわかりましたから。」と咲人は言う。
遙香は咲人の腕を掴み「そっちに行ったらダメ。私の知ってる咲人さんは純粋で優しくて…」
「そして、愚かだった」と、遙香の目をじっと見つめる咲人。
咲人は遙香の手を払い、「時間です。」とステージに向かう。
遙香の頬を涙がつたう。

咲人はステージの上で、大勢の拍手をあびる。

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遙香への想い、理性で心に蓋をする咲人

遙香は世界で一番好きな女の子。
つい先日までは純粋に遙香とのデートを楽しみにしていたのに。
それが遙香と蜂須賀のキスを目撃した事で、一気に崩れ去ってしまいました。
そして自分を抑え込んで、心に蓋をしちゃった。
咲人はこの短期間に、どれだけの知識をつめこんだんだろう?
そんな術まで覚えていたなんて!
いつも持っていた遙香のピアスを、引き出しにしまった咲人が切ないよ〜(;_:)


出典:http://yaplog.jp/arale2014/archive/206

母の罪悪感

おりこうになった咲人。
これで母に受け入れられると思って会いに行ったのにね。
理解者だった父・久人(いしだ壱成さん)はすでに亡くなっているし、
母に愛情をそそいでもらう事がきっと心の支えだったんだよね?
でも母は咲人を怖がった。
母にしてみれば、咲人を捨てた事の罪悪感があるんだろうけど…。
でも手術の同意書にはサインして、謝礼金までちゃんと受け取ってるんだよね。
自分の子供が会いにきたのに、あの態度はないでしょ〜。
玄関でぐちゃぐちゃになっていた花束が、咲人の本当の心のようでした(T_T)

出典:http://hope.jp.net/1778.html

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嘘が嫌いな咲人。梨央の気持ちは檜山に?病気は治るのか?

遙香にも母にも受け入れてもらえなかった咲人。
心に蓋をして、自分の心を守ろうとしています。

でも、一気に“感情”が成長してしまった咲人は梨央に対しても冷たい態度をとってしまいました。
梨央は咲人といるだけで幸せだと言ってくれたのに!
それなのに「時間の無駄」とか言っちゃって><

普通に成長したなら、うまく取り繕って周りと付き合っていけちゃうのに。
「嘘が嫌い」だから、きっと梨央とどう接していったらいいか分からなかったんですよね。

梨央がかわいそうだったけど、でも檜山といい感じになりそうですね♪

さてさて、梨央は咲人と同じ手術を受けるのでしょうか?
その前にアルジャーノンと咲人に副作用があらわれて中止になるのかな。
あとは、咲人が「ALG」よりいい薬を開発しちゃうとか?
▼画像挿入

出典:http://geinoujintv.biz/archives/1231

まるで機械のような咲人

知識だけが膨らんで、気持ちがついていかない咲人。
そのため空気が読めず、まるで機械みたいに話すようになってしまっています。
急激な変化についていけないのは、まわりの仲間も同じですね。
そして理解しあえなくなって、すれ違ってしまった><
咲人がホームラン打った時は、あんなに感動してお互い喜んでいたのに!
咲人はどんどん孤立してしまい…友達はアルジャーノンだけなんて、悲しすぎます。

出典:http://matome.naver.jp/odai/2142347893869076801

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そっちに行ったらダメ!蜂須賀の洗脳?

咲人は周りの人がいなくなるのが怖いと、ちゃんと危機感を感じていました。
本当は友達とつながっていたい咲人なのに!

でも蜂須賀に、「君には私がいる」「僕には先生がいる」…と繰り返し言わされ。
まるで洗脳しているかのようでこわかった〜。

蜂須賀は「孤独が天才を連れてくる。」と言ってました。
蜂須賀の狙い通り、咲人は「あの程度の人間たちと友達になりたいと必死だったなんて。自分に関係のない人間とかかわる必要はない。」って。
それは違うよサクちゃん、みんな「愛嬌でしょ(あいこでしょ)」の咲人が大好きなのに〜。
遙香、泣いてないで、咲人の蓋を取ってあげて〜!

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