昼ドラ『天国の恋』第7話のあらすじです。
第6話では、
斎(小宮有紗さん)と友也(亜蓮さん)に
婦長・浅妻 徳美(毬谷友子さん)から
真実が告げられました。
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少しずつ受け入れていく斎に比べて
友也は、婦長が実の母だと
どうしても、受け止めることができません。
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第7話あらすじ、ネタバレあり
海老原会総合病院へ行くように
海老原多鶴子(山口いづみさん)は諭します。
友也としては、婦長のいる病院へは行くことを
拒否していましたが、
やむなく病院へ行くことになります。
病院へ行くと婦長が友也を心配して駆けつけてきました。
友也の反対を押し切り、
細菌検査の結果が分かるまで入院することになりました。
婦長は、
「本当は私は自分の子は自分で育てたかった。
でも院長はこの病院を設立するときに、
奥様の実家から出資してもらっているから、
頭が上がらないのよ。
不倫がおおっぴらになるのが嫌だから、
出産のたびに清水市の長沢病院に追いやられて。
でもあなた達のお父さんはいい人だったわ。
分娩のたびに赤ちゃんを取り上げてくれたのは、
長沢先生なんだから。
それはとっても親切にしてくれたわ。」
斎と友也は、神妙な面持ちでお父さんを思い浮かべた様子でした。
「でも親切にされればされるほど悲しくて。
斎の時も友也の時も
赤ちゃんを産み落として終わり、
赤ちゃんはすぐに別のベッドに
連れて行かれるのよ。
おっぱいをあげることも
ゆるされないのよ。
今度は横浜へ追い返されるのよ。」
そう言うと婦長は涙を流した。
しかし、急に、
高々と笑い出した。
「でも運命っておかしなものね。
あななたちの両親が
二人とも亡くなったおかげで
私たちはやっと親子の名乗りができて。
あなたたちの写真は院長から
渡されてずっとみてたのよ。」
「スピリチュアルの先生も
親子の名乗りが出来るときが必ずくるって、
私も祭壇に写真を飾って、
毎日必死に神様にお祈りしてたの。」
「もうこれで私たち親子の絆は
ぶっちぎれやしないんだわーーー」
とまるで気が狂ったように遠吠えした。
「あ、そうだ、今度私のマンションに
泊まりにいらっしゃい。」
といいながら退室した。
友也は病院にいることが不安で仕方なかった。
そして、斎も友也もどうしても婦長が母と認められなかった。
友也は、婦長をお化けと同じと語った。
そして、斎も退室した。
友也は夜中、病院を抜け出すしか、
自分の不安な気持ちをぬぐい去ることができなかった。
病院をうまく抜け出した友也は、
音楽プレーヤーのヘッドホンを
指でくるくると
回しながら陽気な鼻声で
帰宅の途についていた。
すると、
指からヘッドホンが抜け落ち、
道の真ん中に落ちた
ヘッドホンを拾ったとき、
走ってくるトラックに轢かれた。
その夜、
警察からの連絡を受けて、
警察署に急ぐと、
友也の変わり果てた姿を目にすることになる。
斎は呆然と崩れ落ち、
海老原 邦英(石田純一さん)も、
膝を崩した。
海老原家の居間には、
友也の遺体が安置され、
斎、邦英、多鶴子、
瑞彦(南羽翔平さん)、
朔子(秋月三佳さん)が同席していた。
すると多鶴子は、
「どうして病院を抜け出したの?」と
隙のあった空間に向けて
おもむろに口を開いた。
すると斎が応えた。
「友也は病院へ行きたくなかった」と。
多鶴子「だってあんな高熱を出したのよ。
病院にやらないわけにはいかないのよ。」
居間には静けさが響きわたった。
静けさを遮るように邦英が
「斎、友也の顔を見てあげなさい。」
斎が友也の顔を見ると、
我慢していた悲しみがにじみだしてきた。
悲しみの斎をよそに
そこへ、婦長が血相を変えて駆けつけると、
取り乱し方が異常なままに
「友也、なんであんたが死ぬの?」
「嘘よ、こんなこと神様だってお許しになるはずないわ。」
と友也を掴んで揺さぶった。
「友也を殺したのはあなたでしょ!
友也を病院に送り込まなければ
こうはならなかったのよ。
自分が友也の世話をしたくなかったから」と
婦長は多鶴子に向けて刃を向けた。
席を立ってはなれようとする多鶴子へ婦長は、
「責任逃れをするつもり?」
「39度の高熱ですよ。」と
病院へ行かせない方が悪いと
言わんばかりに突きつけた。
婦長は間髪入れず
「人殺しーーーっ」と
多鶴子をののしった。
「友也ももう天に召されたんだから。」と
邦英はなだめた。
婦長の愁嘆場のせいで、
瑞彦(南羽翔平さん)と朔子(秋月三佳さん)は、
斎と友也の実母が婦長であることを
認識したように見えた。
そして斎も狂乱した婦長を見ると、
実母であると認めざるを得なかった。
——————————–
斎の娘・埴生美亜(大出菜々子さん)は、
離婚をするんじゃないかと、斎に問いかけた。
「二人でこの家を出るの?
この家を出て一緒に暮らすのよ。」
お母さんと一緒だと不幸になるって言ってるわ。
お母さんは死神だって。
死神と一緒だと幸せに
なれるわけないじゃない。
お母さんと一緒になんていかない!
天国の恋第7話の感想
寝言@天国の恋日記。第7話視聴。ただすごかった回であり、是非冒頭10分だけでも見て欲しい回。大悲劇なのに悲しさより戦慄のみが残るJホラーの真髄を堪能しました。今回の見所は「婦長の媚び顔!」「婦長の呪い顔!」「婦長の号泣顔!」の3本。完全燃焼しつくした次回以降はできるだけ控えめに。
— 浮草次郎 (@ukikusajirotwit) 2013, 11月 5
地上波のドラマにいっぱい出て欲しいな!!南ちゃんの外見と中身のギャップぱねーっすもん(゚∀゚)!明日も天国の恋に出るかなぁ〜? pic.twitter.com/aQrK6EljwG
— 猫嬢@南蔵ありがとう (@nekojoyznin) 2013, 11月 5
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友也の死の責任
友也は誰のせいで死んだのか?
もし友也が未成年でなく成人であれば、
当然自己管理できなかった
友也の責任だと思います。
しかし、友也は未成年であり
思春期というデリケートな
時期出会った上に、
両親の複雑な関係を
打ち明けられたあげく、
婦長の半セクハラを
思えるような接し方に
精神崩壊状態であったことを思うと、
婦長の自己中心的態度のせいで
友也が死んだと考えていいと思います。
この先婦長が斎に対して、
どのように接していくのかがみどころですね。