岡田准一主演『永遠の0(ゼロ)』試写会感想、あらすじ、ネタバレ

岡田准一主演『永遠の0(ゼロ)』試写会感想、あらすじ、ネタバレ

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また気になる映画が公開します!
百田尚樹さん著小説『永遠の0』です。

百田さんの小説は『永遠の0』だけですが、
今年の夏に読了してます。
一言で言うと感動作です!
映画は、実力派のキャストが多く、
今年一番の話題作、そして期待度が高い作品です。
まとめていますので、是非読んでから
映画を観にいきましょう。

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永遠の0あらすじ

司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎(三浦春馬さん)は、
祖母・松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。
実は自分と祖父・賢一郎(夏八木勲さん)には血のつながりが無く、
”血縁上の祖父”が別にいるというのだ。

本当の祖父の名は、宮部久蔵(岡田准一さん)。
60年前の太平洋戦争で零戦のパイロットとして戦い、
終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。

宮部の事を調べるために、かつての戦友のもとを訪ね歩く健太郎。
しかし、そこで耳にした宮部の人物評は「海軍一の臆病者」などの酷い内容だった。

宮部は天才的な操縦技術を持ちながら、
敵を撃破することよりも「生きて還る」ことに執着し、
乱戦になると真っ先に離脱したという。

「家族のもとへ、必ず還ってくる」・・・
それは宮部が妻・松乃に誓った、たったひとつの約束だったのだ。
そんな男がなぜ特攻を選んだのか。
やがて宮部の最期を知る人物に辿りついた健太郎は、
衝撃の事実を知ることに・・・。
宮部が命がけで遺したメッセージとは何か。
そして現代に生きる健太郎は、その思いを受け取ることができるのか。
(引用:映画永遠の0オフィシャルサイト)

この「永遠の0」は、
三浦春馬さん演じる佐伯健太郎が
岡田准一さん演じる宮部久蔵の真実の過去を
宮部久蔵とともに戦った戦友たちに
会いながら、
宮部久蔵のこと、戦争のこと、そして自分のことを
追究していく物語です。

永遠の0に対しての僕の意見

現代には考えられない時代背景がありました。
太平洋戦争へ向かう大日本帝国は、
絶対に勝てるという信念のもと、
次々と列強各国と戦争を行い、大進撃を続け、
大東亜共栄圏を築きあげるに至ります。

欧米の植民地支配に代わって
共存共栄の新秩序をアジア地域に樹立すると主張して、
日本の侵略政策を正当化しようとしたもの。
実情は、労働力や資源の確保に他ならないのです。
そんな中、列強の怒りを買っていき、
太平洋戦争へと導かれていきます。

このころの若者は、
国の軍国政策に従って教育を受け、
戦争は正しい、日本は強いと教えられ育てられていきます。

当然国のために命を惜しまず、
死んでいく兵隊たちは、英雄。
反面するものは「非国民」のレッテルを貼られたのです。
当時は、作戦を成功させるためなら、
自己を犠牲しても構わないと考えられていた中で、
本作の主人公宮部久蔵は、
戦果よりも「生きて還る」ことを願って、
出兵しているのだから、「臆病者」となのは当然だと思います。

当時の日本は、軍国主義。
現在の日本でも、震災や災害で多くのものを失いますが、
戦争では、人の心までも破壊してしまうと思います。
悲しい時代だったでしょう。

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永遠の0出演キャスト

  • 宮部久蔵 – 岡田准一さん
  • 佐伯健太郎 – 三浦春馬さん
  • 松乃 – 井上真央さん
  • 佐伯慶子 – 吹石一恵さん
  • 清子 – 風吹ジュンさん
  • 賢一郎 – 夏八木勲さん
  • 井崎 – 橋爪功(青年期:濱田岳)さん
  • 武田 – 山本學(青年期:三浦貴大)さん
  • 景浦 – 田中泯(青年期:新井浩文)さん
  • 大石 – 染谷将太さん
  • 小山 – 上田竜也(KAT-TUN)さん
  • 山田 – 佐々木一平さん
  • 伊藤 – 青木健さん
  • 香川 – 遠藤雄弥さん
  • 寺西 – 栩原楽人さん
  • 長谷川 – 平幹二朗さん
永遠の0に出演する染谷将太さんについてはこちら
染谷将太 『寄生獣』主演で期待大!!安定感抜群俳優の父親と彼女は誰?

1x1.trans 岡田准一主演『永遠の0(ゼロ)』試写会感想、あらすじ、ネタバレ

「V6」の岡田准一さんが主演する「永遠の0」に、
若手実力派俳優と邦画界を代表する重鎮たちが結集しています。
今年最大級の大ヒットを期待する予感がしますよね。

特攻で他界した祖父の足跡をたどるという切り口で
太平洋戦争を描く今作は、
宮部久蔵(岡田准一さん)と戦時中にかかわりをもつ戦友たちを
濱田岳さん、染谷将太さん、三浦貴大さん、
「KAT-TUN」の上田竜也さん、新井浩文さんが演じます。

さらに、経験豊富な夏八木勲さん、橋爪功さん、田中泯さん、
山本學さん、平幹二朗さん、風吹ジュンさん、吹石一恵さんも出演します。
主要キャスト全員の映画出演本数は実に420本以上を誇り、
俳優陣がそれぞれの思いを胸に“日本人の魂”に挑みます。

永遠の0 映画監督

山崎貴さん(やまざき たかし、1964年6月12日 )は、
日本の映画監督であり、VFXディレクター。
長野県松本市出身。白組所属。

  • ジュブナイル Juvenile
  • リターナー Returner
  • ALWAYS 三丁目の夕日 Always – Sunset on Third Street
  • ALWAYS 続・三丁目の夕日 Always – Sunset on Third Street 2
  • BALLAD 名もなき恋のうた Ballad
  • SPACE BATTLESHIP ヤマト Space Battleship Yamato
  • friends もののけ島のナキ Friends: Naki on Monster Island
  • ALWAYS 三丁目の夕日’64 Always – Sunset on Third Street 1964
  • 永遠の0

僕の好きな作品が多く含まれています。
時代背景が色濃く残る作品をを創らせたら
右に出る監督はいなさそうですね。

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主演岡田准一さんインタビュー

異例の3カ月の撮影期間でした。

生還に執着した零戦の名パイロットを演じた岡田准一さんは撮影前、
元ゼロ戦操縦士に体験談を取材、
元自衛隊員との共同訓練も行うなど、
入念な役作りをしました。

撮影開始3カ月前から徹底した役作りに励んだそうです。
軽飛行機に乗り、操縦時の重力を体感。
元自衛隊員から飛行技術も学んだそうです。
座学で地図の読み方、コンパスの計算法も学習しました。
「日数にすると2、3週間。今の訓練の仕方や、
陸自、海自それぞれの気質、思想も聞きました。」
元ゼロ戦操縦士への取材は
「いろんな意見の方がいた。どういう心情でゼロ戦に乗っていたのか知れた」。
役作りでは初めてという丸刈りにもした。

サザンオールスターズ23年ぶり映画主題歌!「永遠の0」にバラード「蛍」提供

6月25日に活動再開を発表以来、
次々の関連情報が発表されるサザンでしたが、
さらなるサプライズが控えていました。
「蛍」は、桑田さんがオーケストラをバックに情感豊かに歌い上げる、
美しくも壮大なバラードです。
作品の世界観に寄り添いながらも、
身近な人に先立たれ失意の人、
東日本大震災で大切な人を亡くした人々の心情にも通ずる、
普遍的な平和への祈りを歌っています。
サザンオールスターズ – 蛍 動画

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永遠の0原作家百田直樹さん

よく知られていることですが、
50歳まで放送作家をされていました。
今でも「探偵ナイトスクープ」の放送作家をされています。
そして2006年に「永遠の0」で作家デビューします。
原作は240万部も売れたそうです。
「モンスター」
「海賊と呼ばれた男」などもベストヒットを飛ばしています。
モンスターは映画化もされていますよね。

ファンのネタバレ感想

若い世代が観てくれるのは、
岡田准一さんや三浦春馬さんなどの
個性派俳優やイケメン俳優が出ているというだけではなく、
評価が非常にいいというのもあります。
レビューにもあった通り、
タオルは必須みたいですね。

僕も小説を読んで、
最後の最後、
宮部久蔵さんが特攻、
そして自分の身を呈してまで部下を守った姿と
愛する松乃を想いながら
死んでいく姿を想像したら、
目がうるってしました。
宮部久蔵の最後は、米艦に突撃したものの、
駆逐するには至らなかったのも、
体が半分になってまで、
死んでいった宮部久蔵の胸からは
松乃の写真が・・・
とても痛ましいのです。

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