2016年3月から放送予定のNHK大河ファンタジー「精霊の守り人」。同局の放送90年を記念した超大作で、大河ドラマのノウハウと最新の映像技術を駆使し、3年がかりで全22回を放送するという壮大なスケールのドラマとなります。短槍使いの凄腕女用心棒である主人公・バルサを演じるのは綾瀬はるかさんです。
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精霊の守り人、実写版あらすじ
作家・上橋菜穂子さんのファンタジー小説「精霊の守り人」を含めた全12巻のシリーズ作品が実写化されます。
「精霊の守り人」は、ラジオドラマ化や漫画化・アニメ化されるほどの人気シリーズです。
英語、中国語、スペイン語、イタリア語などにも翻訳されていて、世界中で親しまれているベストセラー作品となっています。
この作品の実写版をNHKで2016年3月からは全4回、そして2017年、2018年と3年にわたって放送する予定になっています。
物語は、新ヨゴ国の第二王子チャグムが川に転落した所に、短槍使いの凄腕女用心棒・バルサが通りかかり、助けた所からはじまります。
その後、バルサは宮殿でニノ妃から、チャグム王子を連れて逃げるよう依頼されます。
チャグムには“悪しき魔物”と言われる精霊の卵が宿っているとのこと。
そのため、チャグムの父である帝から暗殺されようとしているのです。
バルサはチャグムを連れて逃亡します。
王宮からは刺客が放たれ、さらにはチャグムに宿る卵を狙う異界の魔物もあらわれる!
バルサはチャグムを守るために闘い、そしてチャグムにも生きる厳しさと身を守る術を教えていきます。
やがて、精霊と交信のできる呪術師達の力をかりて、精霊の本当の姿が分かってきます。
卵が孵化する時期が迫り、このままいつまでも逃げているわけにはいかないと、バルサたちはとうとう刺客と魔物との決戦の時を迎えることに…!
出典:http://migusimamint.blog12.fc2.com/
実写版キャストでバルサ役はまさかの綾瀬はるかさん!
ネット上では綾瀬さんがバルサ役ということで、かわいすぎる、キレイすぎる、性格が真逆など、イメージが違うという意見もあるそうです。
人気作品の実写化というと、必ずこういった意見は出てきてしまいますよね。
原作者の上橋さんは、短槍使いの凄腕の用心棒であるバルサ役は、身体能力の高い方に演じて欲しいと条件を出していたようです。
短槍の戦いを描くにはCGも必要だけれど、基本的には生身で徹底的に短槍の武闘の訓練を積んで、きれいな所作でなめらかに演じられる方にお願いしたいと思っていたとのこと。
職場の30代男性が『綾瀬はるか最強説』を熱弁中、「顔と身体のギャップがいい」「負けず嫌いそう」「運動音痴そうなのに運動神経がいい」んだそうな。
— 粒あん (@tubuan_869101) 2015, 9月 10
上橋さんは色々な映画やドラマの制作関係者から、綾瀬さんがとても身体能力の高い方と聞いていたそうです。
綾瀬さんは役となると徹底的に体を鍛え、殺陣の時も本気でやると相手役を傷つけてしまうので、少し抑えてもらうほどだったといいます。
綾瀬さんなら、キリッとした少年のような所と、子供を温かく愛する母のような優しさの両面を持ち、いい意味でふわっとした“幅”のあるバルサを演じてくれるのではないかと、上橋さんはおっしゃっています。
天然キャラのイメージが強い綾瀬さんですが、以外にも身体能力が高いようですね。
2013年の大河「八重の桜」では主演を務め、女だてらに鉄砲を構えて、会津戦争を戦った八重を演じています。
そして実写版主役のバルサは、大河ドラマ:八重の桜で女鉄砲使い八重を演じきった、あの綾瀬はるかさんだというではありませんか。
嗚呼、これ以上の適役はありません。
— 白鷺絹子 (@TamayuraOtome) 2015, 8月 30
綾瀬さんは「八重の桜」の撮影は楽しくてしかたなかったそうで、今回はアクションもあるということでまたすごく楽しみにしているようです。
頑張って稽古をして、迫力と緊張感のある映像にしたいとおっしゃっています。
長い撮影期間で自分自身も成長しながら、人間ドラマもきちんと演じられたらいいなと思っているそうです。
海辺プロデューサーさんも綾瀬さんならバルサをもっと豊かに表現できるだろうと、彼女を起用した事に太鼓判を押しています。
出典:http://www.instagram24.com/
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実写版『精霊の守り人』、卵の正体とネタバレ
それでは、実写版『精霊の守り人』の気になるキャストを見ていきましょう。
前述のように、主人公「バルサ」を演じるのは綾瀬さんです。
バルサは、舞台となる新ヨゴ国の北側に隣接するカンバル王国の出身。
彼女が6歳の時に、父親と共に王室の陰謀に巻き込まれます。
父親は親友のジグロに彼女を託し、カンバル王国を脱出させました。
毎日追っ手に命を狙われながら、ジグロから武術を習い、短槍の使い手となります。
そして隊商の用心棒となり、多くの商人から信用を得るようになっていきます。
新ヨゴ国のチャグム王子を守りながらの旅は、ジグロとの旅を思い出させていき…。
新ヨゴ国の第二王子、「チャグム」を演じるのは子役の小林颯さん(9歳)です。
水の精霊の卵を宿したことで、父である帝から命を狙われてしまいます。
母・ニノ妃に雇われた用心棒のバルサによって王宮から脱出し、庶民の暮らしをはじめて知ることになります。
父が放った追っ手や、魔物ラルンガとの闘いによって、たくましく成長していきます。
出典:https://www.youtube.com/
チャグムの母、帝の第二夫人「ニノ妃」は木村文乃さん
木村文乃の料理の腕前は、プロ級で家庭的と大絶賛!!インスタ画像も公開
チャグムの父、新ヨゴ国の君主「帝」は藤原竜也さん
クズ役が多い藤原竜也、波瀾万丈かつ壮絶な人生の実態とは…
呪術師でタンダの師匠「トロガイ」は高島礼子さんが演じます。
東出昌大さんが演じる「タンダ」は、新ヨゴ国の薬草師で、バルサとは幼馴染です。
杏と交際中の東出昌大が、確執を持つ父渡辺謙と共演で心境は…
幼い頃からトロガイのもとで修業し、目に見えないもう1つの世界“ユナグ”を探求しています。
出典:http://taketanchi.exblog.jp/
政治をも左右させる星読博士「シュガ」は林遣都さん、
シュガの兄弟子「ガカイ」は吹越満さん、
幼いバルサを救い、父と慕われる「ジグロ」は吉川晃司さん、
星読博士の最高位、帝を補佐する「聖導師」は平幹二朗さんが演じます。
*ここからはチャグムに宿った卵や最終話までのネタバレになりますのでご注意ください!
得体の知れない“悪しき魔物”と言われる水の精霊の卵に宿られたチャグム。
この水の精霊は、”ニュンガ・ロ・イム”という水の守り手です。
チャグムに宿った卵を狙うのは、もう1つの世界”ユナグ”の怪物“ラルンガ”です。
ラルンガはこの卵が好物のため、食べようとして狙ってくるのです。
呪術師トロガイと星読博士シュガの協力によって、チャグムに宿った卵の正体が明らかになっていきます。
卵がかえるまで守りきらないと、卵に宿られたチャグムも亡くなってしまい、更に干ばつが何年も続くことになる…。
そして、精霊にまつわる伝説が歪曲されていていることを突き止めます。
本当は、ニュンガ・ロ・イムが雨を降らせ、作物を育てている存在だということが分かります。
ニュンガ・ロ・イムは100年に1度卵を生み、そして亡くなるため、卵を守らないといけなかったのです。
その後「精霊の守り人」では、卵も無事に生まれ出て、バルサはチャグムを守り抜き、用心棒としての任務を終えます。
そこからバルサとチャグム、それぞれの目線からの別々のストーリーが展開されるようです。
そして最終的にはまた、2人のストーリーが合流していきます。
全てが終わった後の最終話では、バルサとタンダは結婚し、穏やかな日常生活も描かれているようです。
壮大なシリーズ作品初の実写化とあって、もう3年間目が離せませんね!
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