エヴァ作詞家及川眠子、エヴァ好きではないって本当?作詞秘話が話題

【アウトデラックス】エヴァ作詞家及川眠子、エヴァ好きではないって本当?作詞秘話が話題

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及川眠子(おいかわねこ)さんは、大ヒットアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」などの作詞を手掛けています。その他、WinkやCoCoなどの女性アイドルグループの歌詞、やしきたかじんさんの「東京」も作詞されています。

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アウトデラックス出演作詞家及川眠子さんプロフィール

生年月日 1960年2月10日(55歳)
出身地 和歌山県和歌山市
血液型 B型
職業 作詞家
ジャンル J-POP、アニメソング

及川さんはアニメソングのほか、Winkの「愛が止まらない」「淋しい熱帯魚」「Sexy Music」「夜にはぐれて」など、数々のヒット曲を作詞しています。

アウトデラックス出演及川眠子さん本当はエヴァが好きではない?

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌で、高橋洋子さんが歌う「残酷な天使のテーゼ」は50万枚以上を売り上げる大ヒット曲です。
この曲の作詞をされたのが及川眠子さんです。
その哲学的な用語を含んだ歌詞と、母親や聖書をイメージした表現は作品にピッタリ合っています。
“テーゼ”とはドイツ語で命題・定立という意味だそうです。

エヴァンゲリオンをじっくり見て書かれたような歌詞ですが、実は及川さん、エヴァを未だに見ていないと言います。
使徒って何?誰と誰が戦っているの?というレベルとのこと。
えぇーーーっ?!ですよね!!

それであの歌詞を書いたなんて…。
スタッフさんからは、今更エヴァを見ないでくださいと言われているらしいです。
スタッフの中で及川さんだけがエヴァにまったく興味を持たないままで、それだからこそ歌で世界観を説明せずに、むしろイメージを拡げているのだそうです。
及川さんが自由にのびのび好きなこと書いて、それがピッタリはまっているらしいですね。
さすがプロの感といいますか、神業ですね。

及川さんはその他にも、高橋洋子さんが歌う「月の迷宮」「予感」「幸せは罪の匂い」「無限抱擁」「魂のルフラン」「心よ原始に戻れ」、林原めぐみさんが歌う「天国の記憶」を作詞されています。

それでも!やっぱりエヴァンゲリオンは見ていない…。
色々とエヴァの難しい事を言われてキョトンとしてしまい、“あ、やっぱり見てないんだ”と笑われるそうです。
及川さんはそもそも、アニメ自体を全く見ないのだといいます。

「デビルマン」くらいで終わっているそうです。
何時代やねん!って、思わず突っ込み入れたくなりました。
及川さんはエヴァだけを見ないのではなく、どうやらアニメに興味がないようですね。


出典:http://matome.naver.jp/

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及川眠子さんエヴァ作詞秘話でアウトー!

ここまでで、及川さんはエヴァンゲリオンを見ないで歌詞を書いている事がわかりました。

では一体どのようにして歌詞は生まれてきているのでしょうか。

及川さんご本人がツイッターでその歌詞誕生秘話をつぶやき、話題となりました。
エヴァのお仕事は、マネージャーさんが通りすがりのような感じでもらってきたそうです。

当時はテレビ東京の夜6時くらいの番組で、こんなにヒットするなんて思っていなかったといいます。
そのためか、30分くらい適当に打ち合わせをして、あとは分厚い企画書を斜め読みしただけ。

そして、2話分のセリフも入っていない、色もついていないビデオを参考までにといった感じで渡されて、早送りでバーッと見たそうです。
それで、“えぇい、好きなこと書いちゃえ〜!って、約2時間で書いたものです〜。みんなの夢を壊してごめんね。”と、ご本人はつぶやいています。

こんなにあっさりとした感じの中で、あの歌詞が生まれていたなんて。
この驚きの誕生秘話に対して、“これがプロの仕事・センスなのだなと思いました・名曲は時間をかければ生まれる訳ではないのですね・でもそれがスタンダードになるんですから”などといった、及川さんを賞賛する声が数多く寄せられたようです。

もう少し具体的なインタビューによりますと、及川さんは14歳の子供と年上の女性と母親というのがキーワードになると思ったそうです。
それで誰が歌うのか聞いたところ、高橋洋子さんと言われ、それなら14歳の少年の立場で歌ったら変だな、という発想だったといいます。

それで年上からの視点で、少年に話しかけるような歌詞で、“少年よ神話になれ、以上!”という感じで作ったそうです。
でもはじめは神話ではなく、“少年よ凶器になれ”だったようです。

“凶器”だと“狂気”だと思われるからテレビ的にダメだという事になり、ほかの言葉を考えるように言われ、それなら“神話”で全部統一して下さいということになったそうです。
この“神話”で正解だった、そうでないとあのスケール感は出なかったと、インタビュアーの方も言っています。

及川さんはエヴァが映画になる時に、1話分だけ渡されてちゃんと見たそうです。
何話かも全然わからず、“生き返る”という回だったので「魂のルフラン」になったそうです。
“ルフラン”とは、リフレインと同じ意味のようです。

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エヴァは全て曲から作られ、そこに歌詞をあてているそうです。
作曲家の大森俊之さんはある程度曲ができたところで、歌手の高橋洋子さんご本人が“ららら”で仮歌を入れたものをくれるので、とても仕事がやりやすいと及川さんはおっしゃいます。
高橋さんご本人が仮歌を入れるなんて、それもまたすごい秘話ですね。

ちなみに、及川さんはWinkの「愛が止まらない」の誕生秘話の方がもっとヒドいとおっしゃっています。
内容はお任せで曲を渡され、2人組の女の子が歌うとだけ聞かされて、どんな子かも分からず、さらにコンペだと言われていたので、“まぁ適当に書いておこう”と、30分くらいでさらさらっと書いたそうです。
けれどこの曲は、第22回全日本有線放送大賞グランプリを受賞しています。
及川さんは後日、コンペじゃなかったと分かってびっくりしたようですよ。


出典:http://matome.naver.jp/odai/2142829637655836601

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