第4話のあらすじ感想などまとめてみました。ネタバレ注意です。手術は成功したものの、なかなか効果が見られない。実験は失敗だと囁かれる中、咲人は蜂須賀が遙香の愛を利用しいてる事を知る。すると咲人に「アダムとイブ」と同じような変化があらわれる。野球の試合で咲人は念願のホームランを打てるのでしょうか?
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アルジャーノンに花束を、の概要
放送日 | 金曜22:00〜22:54(TBS系) |
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原作 | ダニエル・キイス/小尾芙佐訳「アルジャーノンに花束を(新版)」(ハヤカワ文庫NV) |
主題歌 | ベット・ミドラー『ローズ』(ワーナーミュージック・ジャパン) |
脚本監修 | 野島伸司 |
あらすじ:遙香を利用する蜂須賀、ホームランを打ちたい咲人
白鳥咲人(山下智久さん)の手術が成功した。
しかし、1週間経っても変化がみられない。
アルジャーノンは数日で効果があらわれたのだが…。
蜂須賀大吾(石丸幹二さん)は、感情に働きかける事によって脳全体が活性化するはずだと考えている。
咲人は「ボク、おりこうになりました?」と望月遥香(栗山千明さん)に聞く。
遙香はもう少し待てば効果が出るはずだと説明する。
今後、定期的な薬の投与はあるが、咲人は普通の生活に戻る事になった。
その間も、咲人の脳内に貼り付けた電極によって、常に脳波などのデータは送られている。
咲人がドリームフラワーサービスに戻ると、柳川隆一(窪田正孝さん)、神田勇樹(前田公輝さん)、鹿内大(勝矢さん)、波多光佑(斎藤嘉樹さん)が野球の練習をしていた。
近々、草野球の試合があるのだ。
チームは咲人がライトにいるため、連敗しているようだ。
柳川は、咲人のかわりに檜山康介(工藤阿須加さん)に出てくれと頼む。
手術後も何も変わらない咲人だが、社長・竹部順一郎(萩原聖人さん)はとにかく無事でよかったと安堵する。
社員寮の1室で、咲人の快気祝いの鍋パーティーをする柳川と檜山。
河口梨央(谷村美月さん)と小出舞(大政絢さん)も招待される。
梨央は咲人が変わらなくてよかったと言う。
柳川は草野球の応援に来てくれと2人に頼む。
梨央は、咲人も出るのか聞くと「ホケツです。」と言う。
河原で野球の練習をするが、全く打てない咲人。
檜山がホームランを打ち、笑いながら拍手する。
咲人は父・白鳥久人(いしだ壱成さん)と河原で野球の練習をした事を思い出していた。
「パパな、咲人が輝ける事、1つくらいあると思うんだ」と泣いていた。
「パパはボクにたくさんのことを教えてくれました。でもバカだから1個もできません。おりこうなったら、パパよろこぶでしょう。きっとママもボクにいい子いい子してくれるでしょう。」
出典:http://netaroom.com/actor/ishidaissei/
脳性理化学研究センターで投薬を受ける咲人。
蜂須賀は遙香に、梨央の件をだまっていた事を謝る。
蜂須賀は「お嬢さんは幸せな未来を疑ってもいなかったのに。」
遙香は「亡くなった息子さんと、重ねてらっしゃったんですか?」
表面上、2人は和解したように見えた。
蜂須賀、遙香、咲人、3人でのディナー。
蜂須賀は、脳の機能の上昇に伴って運動機能も上がるので、野球もうまくなるかもしれないと咲人に話す。
咲人は遙香に応援に来てくれと言う。
「遙香は世界で一番好きな女の子」と言う咲人に、蜂須賀はアダムとイブの話しをする。
禁断の果実によって知性を得た2人は、同時に羞恥心を覚えた。
性に目覚めた事によって、嫉妬心や独占欲、憎しみの感情が沸いてきた。
そして「遙香と私が愛し合っていたらどうする?」と咲人にたずねる。
蜂須賀が遙香の手を握ったのを見て、咲人は「だめー!いやー!」と立ち上がる。
咲人を必死でなだめる遙香。
蜂須賀は「それでいい」とつぶやく。
レストランの外では小久保一茂(菊池風磨さん・Sexy Zone)が咲人の脳データを監視、急激に刺激されてるのを目の当たりにする。
皇帝メディカル産業の社長室。
梨央の父であり社長の河口玲二(中原丈雄さん)から大金を渡される舞。
舞は玲二から、梨央を監視するように頼まれていたのだ。
舞は、父を会社に戻してもらいたいから聞いていたのであって、そんなつもりはないと受け取らない。
玲二は父の件は検討すると言う。
そして玲二は舞に、梨央が「進行性要素性障害」である事を打ち明ける。
これから記憶障害の頻度が多くなる。
脳が委縮し、いずれは話す事もできなくなるのだ。
奇跡でも起きない限り治療方はなく、死を待つばかりだと告白する。
梨央はドリームフラワーサービスを訪れるが、休みだった。
そこにちょうど檜山が帰宅する。
出かけているという咲人に渡してくれと、新品のバットとグローブを渡す。
檜山は仕事で皇帝メディカル産業に行った時に梨央を見かけ、彼女が社長令嬢だという事を知っていた。
檜山は「咲人の事を遊びならやめてくれ」と言う。
しかし梨央は「ずっと誰かを好きになる勇気がなかった。咲人さんなら、突然私がいなくなっても傷つけずに済むと思ったんです。」
「親の決めた相手でもいるのか?咲人ならバカだからすぐ忘れるし、一時の恋愛にちょうどいいって事?」
「違います!」と梨央は否定するものの、その理由を話すことはできなかった。
「すぐに忘れてしまうのは、私…」と、咲人を思いながら1人歩く梨央だった。
今日も柳川達に街でナンパを強いられる咲人。
しかし様子がいつもと違う。
「恥ずかしい」と言う咲人。
柳川は「さくちゃんはルアーなんだから。釣った後の事は俺たちに任せればいいの」
咲人は「なんでボクが?なんでみんなごちそうで、ボクがルアー?」と聞く。
そこに以前梨央を通して知り合った女の子達が通りかかり、咲人に声をかけてくる。
みんなでカラオケに行く。
咲人は隣に座った女の子にせまられ、いたたまれなくなって外に出る。
頭を抱えて道にかがみこんでしまう咲人を、監視していた小久保が助ける。
研究センターに連れてこられた咲人。
「遙香が好きなのに、他の女の子にドキドキする自分が分からず混乱しているのだ」と分析する蜂須賀。
「ボク、ヘンです」という咲人。
「ヘンではない。君が成長している証拠。
私は遙香を女性として愛しているわけではない。
愛は独占欲。私は意味のない執着は持たない主義。
だが愛は、利用しようと思えばこれ以上ない有用な手段だ。」
「ボク、わかりません。」と咲人は言うが
「いや、今の君ならわかるはず。考えるんだ。」
「利用…博士は愛を、遙香を、遙香の愛を。うー!博士ダメ、悪い〜!」咲人は研究センターを飛び出す。
果たして博士のショック療法は効くのだろうか。
翌朝、遙香が外に出ると、咲人がうずくまっていた。
体が冷え切っているので急いで部屋の中に入れる。
「博士ダメ、あの人ダメです。遙香、博士好き?博士は遙香のこと、愛してないって言いました。博士は遙香の愛、利用してそばにおいてます。だからダメ。」
「やめて!分かってるの。でもどうしようもない事ってあるの。その事はもう言わないで。」
「怒ったですか?悲しい気持ち?どうしてですか?ボク、おりこうなったのに遙香の気持ちわかりません。アルジャーノンと対等なれません、野球のボール打てません。友達と対等なれません。何もできません。」と、泣きだす咲人。
「ごめんね。私のせいで。」と、遙香も泣きながら咲人に抱き着く。
野球の試合当日。
やはり咲人はベンチだった。
応援に来ている梨央と舞。
舞は梨央に「私、あんたの事ただの天然のお嬢様だと思ってた。でも…近くで見たらやっぱりド天然だった。これからもストーカーみたいにはりついてるから。」と言う。
咲人を試合に出してあげたい檜山が、肩を痛めたフリをする。
それを理解した竹部は「さく、行ってこい」とバッターボックスに立たせる。
梨央がくれたバットを檜山から渡され、スタンドの梨央達に笑顔で手を振る咲人。
遙香、小久保も少し離れたスタンドから見守る。
車から様子を見ていた蜂須賀と杉野史郎(河相我聞さん)も外に出てくる。
みんなに注目されながらの第1球。
フォークボールを振ってストライクになってしまう。
みんなが、「振れ!」だの「振るな!」だのと言う中、咲人は父の事を思い出していた。
第2球目は振らずにストライク。
ここで梨央は咲人の変化に気が付く。
今までは何を言われても笑っていたのに、今は真顔になっている。
第3球目はバットをかすり、ファール。
蜂須賀は「ボールの軌道を学習している」と言う。
真剣な顔の咲人を見て、みんなにも緊張が走る。
咲人は父の事や、母の笑顔を思い出している。
「バカはきらい、対等じゃない」
遙香はスタンドの一番前に走ってくる。
そして感情のままに「咲人さん!打って!!」と叫ぶ。
そんな遙香を見て、咲人はうなずく。
そして第4球目。
見事なホームランを打つ!
チームメイトが咲人に駆け寄る。
「パパ、ママ、やった!やったー!」と心の中で叫びながらグラウンドを走る咲人。
ようやく笑顔が戻り、みんなに胴上げをされる。
「友達、よろこんでくれました。社長さんも、梨央ちゃんも舞ちゃんも、それから遙香も。神様、ありがとう。ボクは、ボクは!」
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アダムとイブのように
蜂須賀が突如はじめたアダムとイブの話し。
その話し通りに、咲人にまずは「恥じらい」の感情があらわれて。
今までまるで興味のなかった異性への感情。
「ボク、へん…」と戸惑っていましたね。
それが遙香への思いと絡み合い、次第に嫉妬心まで芽生えていく。
蜂須賀のショック療法、恐るべし!
これからどんどん成長していく過程で、独占欲や憎しみの感情も出てくる事になりそうですね。
出典:http://doramastation.com/algernon/2wa-netabare-3/
緊迫のラストシーン!咲人さん、打って!!
かつて父が教えてくれた野球。
だけど打ちたいのに全然打てない。
咲人がおりこうになりたいと思うのは、パパとママのため。
パパを喜ばせ、ママに振り向いて欲しい。
そんな思いが源となっているなんて、泣かせます(;_:)
大人になった咲人には友達や仲間、そして大好きな遙香という存在もできました。
そんな大切な人達のために、ホームランを打つ咲人!
よかったよ〜、本当によかった(T_T)
出典:http://algernon-netabare.blog.so-net.ne.jp/2015-05-03-1
脳の機能の上昇に伴って運動機能も上がる。
ということは、脳の機能が確実に上昇しているという事になりますね!
「友達と対等なれません、何もできません」と泣く咲人の姿は切なすぎました。
これから望み通り、おりこうになっていくのは喜ばしい事なんだけど…。
でもまた違った苦しみが出てくるんですよね。
それを思うとなんだか複雑な心境です。
咲人にはどうか幸せになって欲しいな〜。
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野球の試合の撮影場所は?
静岡県の小山町総合運動公園内の球場で、東名の御殿場インター降りてから20分位の場所だそうです。
周りの観光スポットへのアクセスも良いので、ドライブするのもおススメみたいです。
ドラマ見てて、富士山が大きく映って「すごーい!きれい!」って思ったんだけど…
でも設定上は写っちゃいけなかったみたいですね^^;
キャストさんみんなが勢揃いするこのシーン。
そりゃ、近場での撮影は難しいでしょう!
山下さん達豪華キャストが荒川の河川敷で撮影してたら、パニックになりそうですもんね^m^
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