【アルジャーノンに花束を】第5話あらすじ、好き同士は恋人じゃないの?

【アルジャーノンに花束を】第5話あらすじネタバレ、好き同士は恋人じゃないの?

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第5話のあらすじ感想などまとめてみました。ネタバレ注意です。梨央が咲人に抱くのは「絵本の中の恋」。遙香とドライブしたい咲人だが、今回は蜂須賀の思惑が最悪の結果に。遙香の心も揺れ動く?知能は上がっても心は子供のまま、咲人のいいところ「愛嬌でしょ(あいこでしょ)」は忘れないで!

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アルジャーノンに花束を、の概要

放送日 金曜22:00〜22:54(TBS系)
原作 ダニエル・キイス/小尾芙佐訳「アルジャーノンに花束を(新版)」(ハヤカワ文庫NV)
主題歌 ベット・ミドラー『ローズ』(ワーナーミュージック・ジャパン)
脚本監修 野島伸司

あらすじ:咲人の遙香への愛と、悲しみ

脳生理科学研究センターで、白鳥咲人(山下智久さん)はバーチャル迷路の実験をする。
ノーエラーでアルジャーノンのタイムを5秒も上回る。
ドリームフラワーサービスでも電話注文を受けられるようになる。
数字にも強くなり、難しい本も読みあさっている。
手術の効果が出てきたようだ。

「おりこうになって、世界が変わった!
世界には知らなかった楽しい物がいっぱい。
でも、変わらないものは望月遥香(栗山千明さん)。
遙香といるだけで全部が楽しくて、世界がキラキラしている。
この気持ちは何とよびますか?」
かつて父・白鳥久人(いしだ壱成さん)は「世界には愛があふれている、ずっと咲人を愛してる」と言っていた。
「この気持ちは“愛”というものでしょうか。」

研究センターの1室が、咲人にあてがわれている。
そこで勉強していると、蜂須賀大吾(石丸幹二さん)がやってくる。
遙香を利用している蜂須賀を、咲人はよく思っていない。
蜂須賀は、咲人から遙香を奪ったりしないと誤解を解く。
咲人の欲しいものをなんでも手にいれてあげると言う。
「運転したい」と言う咲人に、蜂須賀は息子のために買った車をプレゼントする。
息子は亡くなったと聞き「悲しいですね」と咲人。
蜂須賀は「生まれ変わった君の、もう一人のパパになりたい」と言う。

「免許取ったら、遙香とドライブ行きたい」
「私と?わかった。がんばってね」
遙香と咲人は約束の指切りをする。

教習所に通いはじめた咲人。
柳川隆一(窪田正孝さん)と檜山康介(工藤阿須加さん)は、河口梨央(谷村美月さん)と小出舞(大政絢さん)に、最近咲人は手術の効果が出てきて変わったと説明する。
5人でゲーセンのカーレースを楽しむ。
咲人が1位になる。
梨央が咲人に「免許を取ってどうするんですか?」と聞くと、
「遙香とドライブ行く約束しました。世界で一番好きな女の子」
「咲人さんて、そうゆう人いたんですね。」
「がっかりしてますか?」
すると柳川が「梨央ちゃんに失礼だろ。おまえの事なんか本気なわけないだろ。」と言う。
舞が柳川と咲人を連れ出し「あんた達、空気よんでよ!咲人さんはムリだけど…」と怒る。
柳川が、梨央は咲人を本気で好きなのかと舞に聞く。
「普通の恋愛感情とは違うと思うけど、絵本の中っていうか…。」と、言葉を濁す舞。
一方、梨央は檜山に遙香の事を聞く。
檜山は「どうしても咲人じゃないとダメか?俺…とか。俺とか。俺とか?」と告白する。
笑ってお礼を言う梨央だった。

研究センターの咲人の部屋。
数学を教える遙香に見とれている咲人。
「遙香、僕の事好きですか?」
「もちろん好きよ。」
「僕はあなたにキスをしたい。」
「そういうのは恋人同士がするものでしょ。私たちはお友達じゃない。」
「好き同士は恋人でしょ?僕たち恋人ですよね?」
「好きにも色々種類があるの。あなたにとって私は、ママのようなものだと思うの。」
遙香は咲人の気持ちに気付かないフリをしてごまかした。
すると咲人は、残りの計算をスラスラと解いて、部屋を出ていってしまう。

その様子を遙香に内緒でモニタリングしている小久保一茂(菊池風磨さん・Sexy Zone)と杉野史郎(河相我聞さん)。
小久保は「サクちゃん、頭脳は大学生レベルになりましたが、心はまだ小中学生ですね」と言う。
知能の急激な成長に、情緒的成長が追い付いていないのだ。
しかし蜂須賀は「自尊心からくる憤り、今までにはなかった感情。
子供のようだった感情もこれからは複雑になっていくだろう。
その時、彼がどう変わるか。」と、興味津々。

遙香は慌てて咲人を探す。
すると「わーっ!あはは、びっくりした?」と咲人が遙香をおどろかす。
「遙香は追いかけてきてくれると思ってました。ドライブ、約束ですよね」と咲人は笑う。

13年前の今日、咲人の父・久人は亡くなっていた。
余命宣告をうけた久人は、後輩の竹部順一郎(萩原聖人さん)に咲人を託した。
命日には毎年父のお墓を訪れ、話しをする咲人。
免許の試験が明日ある事や、大好きな遙香の事を報告する。
「遙香は僕を子供だと思ってるんだ。パパ、僕、どうしたらいいかな。」
咲人は、亡くなる寸前の父との会話を思い出す。
父は「おまえのいいところは愛嬌でしょ(あいこでしょ)。泣きたくても笑ってなさい。
おまえの笑った顔は世界一なんだから。」
あの時と同じように、咲人は「あいこでしょ」とお墓の父にむかってジャンケンをする。

研究のスポンサーである、興帝メディカル産業にて。
蜂須賀は社長・河口玲二(中原丈雄さん)に咲人の映像見せる。
その成果を見た玲二は、学会での研究発表を急がせる。
進行性要素性障害である、娘・梨央のために。

咲人は念願の免許を取得する。
技能も学科も1個も落とさずに合格して、フラワーサービスの仲間たちを驚かせる。
蜂須賀にもらった真っ赤なスポーツカーを颯爽と運転し、遙香を迎えにいく。
仲間が冷やかしながら見送ると、そこに梨央と舞がやってくる。
檜山は「大丈夫、相手にされないよ」と梨央にフォローを入れる。
「それはそれでかわいそうだけど」と、心配そうな梨央。

研究センターに到着し、遙香を探す咲人。
事前にデートのマニュアル本を読み、勉強もしていた。

その頃、遙香は蜂須賀に呼び出されていた。
蜂須賀は「次の学会で研究成果を発表する」と言う。
公表すると、咲人も世間から注目をあびる事になる。
彼の精神状態にストレスを与えたくない。
咲人が絶望するような事は避けたい。
そこで遙香に「彼の恋人のフリをしてくれ」と頼む。
そんな事はできないと遙香は言うが「君は以前、研究のためならどんな努力も苦痛じゃないと言ったね」
「ウソはつけません!そんな事、先生だってできないはずです!」
蜂須賀はいきなり遙香にキスをした。
「研究のためなら」と、遙香を見つめる。
しかし、そこには咲人がいた!
2人のキスを目撃した咲人は、持っていた真っ赤なバラの花束を落とし、走り去る。

絶望した咲人は梨央を呼び出し、ドライブをする。
梨央の顔が浮かんだのだと言う。

その頃、連絡のつかない梨央を舞は心配していた。
柳川と檜山に、梨央が進行性要素性障害であることを話す。
梨央を1人にしておけないと、3人で探しに行く。
檜山はもしかしたら咲人と一緒にいるかもしれないと考える。

研究センターでアルジャーノンの研究を続ける遙香と小久保と杉野。
咲人の知能が上がれば、性格も変わっていくだろうと話している。
小久保は「そうなったら寂しいな。純粋なサクちゃんがかわいくて好きだったのに」と言う。
しかし遥は「咲人さんはこれからも純粋です!」と主張。
杉野は「被験者に特別な感情を持っているんじゃないだろうね」と危惧する。
今までは子供と同じだった咲人も、今は違うのだ。

センター内の咲人の部屋で、成長した咲人を思い浮かべる遙香。
バラの花束を手に取り、涙を浮かべる。

咲人が海辺に車を止めると、梨央は「遙香と何かあったから、誰かに優しくされたかったのか」と聞く。
「そうです」と素直に答える咲人。
遙香と蜂須賀のキスを思い出し、海に入っていく。
「どうして僕じゃダメなんだ、遙香!」とガックリとうなだれる。
追ってきた梨央は咲人を抱きしめる。
「私が遙香さんの代わりになってあげる。私は大丈夫。私には時間がないから。」
泣いていた咲人は「時間がない?」と顔を上げる。
梨央は咲人にキスをする。
咲人も梨央をギュッと抱きしめる。

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絵本の中の恋と檜山の告白

病気を抱える梨央。
誰かを好きになるだけでも大変な事なんですね。
それでもやっぱり恋はしたい。
そこに現われたのが咲人。
この人なら私がいなくなっても傷つかないで済みそう。
はじめはこんな思いから興味を持ち…。
それで舞は「絵本の中」と表現したようですね。

でも不器用そうな檜山が梨央に告白するなんて!
遙香を好きな咲人より、檜山の方が梨央には合ってると思うんだけどな。
今のところは檜山には全然興味がないみたい。
だけど、咲人を好きになって苦しくて、それで檜山に…って展開はありそうですね。

【アルジャーノンに花束を】第5話あらすじ、好き同士は恋人じゃないの?
出典:http://doramazyouhou.com/archives/362

キスは最悪のタイミング

蜂須賀、遙香に咲人の恋人のフリをしろだなんて。
なんて残酷な事を!
そして「研究のためなら」と、遥にキスするなんて!
だけどそこに咲人が来て見てしまうなんて、これぞ最悪のシナリオ。
あ〜あ、蜂須賀、自分が咲人を絶望させてしまいました〜。
蜂須賀、やべーって感じですごすごと退散してましたね^^;

【アルジャーノンに花束を】第5話あらすじ、好き同士は恋人じゃないの?
出典:http://matome.naver.jp/odai/2140548164827418901

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どうして僕じゃだめなんだ、遙香!

あんなに遙香とのドライブデートを楽しみにしてたのに!
バラの花束まで用意して迎えに行ったのに。
遙香のピアスを捨てようとする咲人は切なすぎでした。
でも、しっかり梨央を呼び出していたなんて^^;

ウソのつけない純粋な咲人。
遙香の事が好きで苦しんでいる咲人を受け入れる梨央。
梨央と咲人のキスは、まるで慰め合っているかのようでした。

【アルジャーノンに花束を】第5話あらすじ、好き同士は恋人じゃないの?
出典:http://hotnews1234.com/9416.html

でも遙香の気持ちもなんだか変わってきそうでしたね。
蜂須賀にキスされて、逆に冷めたかな?
冒頭の桜並木のシーンで、遙香の手のひらに落ちた花びら。
「つかまえた」と咲人がその手を握った。
まるで恋人同士のように見えましたよね(*^_^*)

もし遙香が約束通りに咲人とドライブしていたら、どうなっていたのかな。

純粋な咲人が消えていく?

知能が成長しても心は子供のままで、情緒的成長が追いつかない。
でもこれから感情も複雑になり、性格も変わっていく…。
知りたくなかった事も理解できるようになり、これからが辛いですね。

友達とゲーセンで遊んだり、遙香とショッピングしたり、ドライブデートを楽しみにシュミレーションする。
咲人にとってはそれが一番楽しい時だったのかも。

咲人はただ、友達と対等になりたかっただけなのに。
でも現実は残酷で、対等を通り越し、どんどんずれていくんですよね。
咲人の愛や友情はどうなってしまうのでしょうか。
かつて父が言った「咲人のいいところは愛嬌でしょ(あいこでしょ)」どうか忘れないで欲しいですね。

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