先日のニュースで大きく取り上げられた、
「すしざんまい」の豊洲新市場よりの撤退。
それをテレビカメラの前で、
その大柄の体に似合わず、
大泣きしたすしざんまい社長、
木村清さんの姿は記憶にまだ新しいと思います。
「すしざんまい」は、
築地を中心とした、
すしレストランのチェーンで、
木村清さんは、
それを運営する、
「株式会社喜代村」の社長さん。
正確に新市場撤退というのは、
その土地に、
テーマパーク建設を隣接させたかった、
と言う事です。
それだけ壮大な夢を持った社長の、
年収って少し気にかかるところであります。
果たしてテーマパークまで作ろうとした、
そんな社長の年収はどの位になるのか、
あくまでざっくりとした予想ですが、
考えてみたいと思います。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
木村清さんのプロフィール
生年月日 | 1952年4月19日(63歳) |
---|---|
出生地 | 千葉県野田市 |
職業 | 実業家、代表取締役社長 |
会社名 | 株式会社喜代村 |
木村社長が寿司と出会うまでは紆余曲折あった
出典:http://mainichi.jp/graph/2014/01/05/20140105k0000e040133000c/006.html
元々は自衛官だった
簡単にですが、
木村清さんの経歴を、
見てみましょう。
中学卒業後、15歳で航空自衛隊入隊。
1974年、自衛隊を退官。
理由は事故で目を患い、
パイロットの夢を断念したからだそうです。
中央大学通信教育課程法学部入学。
大検には18歳の時、合格していたそうです。
大学卒業後、
職を転々とするも、
1974年に、
新洋商事に入社します。
(現:マルハニチロの子会社)
ここで魚の仲買人となり、
築地に多くの取引先を獲得しました。
どうやら、
ここが築地との出会いだったようですね。
現にこの時の、
経験が、
後に「すしざんまい」を、
開店した時に、
大変、貴重なものとなります。
1979年、
会社を退職し独立、
喜代村の前身となる、
木村商店を興します。
最初は、寿司屋でなく。
弁当屋、カラオケ屋、レンタルビデオ店
を経営していたそうです。
その後、
喜代村に屋号を変更します。
しかし、
バブル崩壊の影響で、
全事業を清算してしまうことになりました。
やむなく、なけなしの残り資金で、
寿司店を開店しました。
これが後に、
「すしざんまい」となります。
すしざんまいは寿司業界に変革をもたらせた
出典:http://meguroshinagawa.com/179.html
スポンサードリンク
24時間営業のお寿司屋さん
2001年4月、
木村清さんは、
「すしざんまい」の1号店を、
築地の場外に開店します。
この「すしざんまい」
それまでの寿司屋さん業態に無かったことを、
行い、寿司業界全体に変革をもたらせました。
それは、
年中無休、24時間営業です。
つまり、
夜中でも、
新鮮なお寿司を、
腹いっぱい食べることが出来る。
そういう、
お寿司屋さんを、
始めたのです。
すしざんまい恒例、毎年正月のまぐろ初競り
出典:http://robot785.rssing.com/chan-6118870/all_p9.html
すしざんまい恒例、まぐろ初競り
「すしざんまい」は、
毎年のお正月に、
必ず、恒例の事をやって、
話題を作ってくれます。
それは築地市場での、
まぐろ初競りです。
過去には1億5千万円あまりの、
青森県大間産の、
最高級の本まぐろ1本、
競り落としたことでも、
話題になっています。
ちなみに今年は、
451万円だったそうです。
もちろん、
競り落とされたまぐろは、
お店で解体され、
解体されたまぐろは、
職人さんの手によって、
お寿司になります。
補足ですが、
木村清さんは、
あくまで「すしざんまい社長」であって、
まぐろの解体のデモはしますが、
お寿司は握れないそうです。
いい色つやしたまぐろですね。
出典:http://retty.me/restaurants/brands/BRA12/article/47/
そんなすしざんまい社長の、
木村清さんですが、
最近はこちらのニュースで、
話題になりましたね。
「すしざんまい」社長が涙の会見 豊洲新市場撤退で(15/04/29)
「すしざんまい」社長が涙の会見 豊洲新市場撤退で(15/04/29)
簡単に言ってしまえば、
豊洲と言う場所柄、
お隣には、
お台場があり、
そこには既に、
アトラクション施設がオープンしている事や、
また今、
これまた話題になっている、
カジノが合法化されれば、
お台場に建設される可能性があるので、
バッティングしてしまうという、
事だったらしいです。
つまり既存の他社物件と競合してしまうから、
断念したと言う事です。
そんな社長の年収は気になる
出典:http://amusement-one.net/?p=549
そんな木村清さんですが、
果たして年収は幾らくらいなのでしょうか。
まず、毎年、1億円のまぐろを初競りで落とすわけですが、
同じようなまぐろや、
他の魚を手に入れるために、
世界中に莫大な資金を投入するのは、
間違えないでしょう。
また「すしざんまい」売り上げの、
約40%はまぐろから来ていると言います
また2016年には、
店舗数300店強、と言っていることから、
24時間営業で出す、その店舗数分の、
まぐろを安定供給しなくてはいけません。
そのためにすしざんまい社長は、
専用の生け簀を世界中に保持しているそうです。
それと同時に、
「すしざんまい」の売り上げは、
年間1000億円越えを目標としています。
1000億円企業、
さらに、
豊洲の新市場にテーマパークを、
考えられるほどの、
資金力を持っている会社のトップです。
そう考えれば、
木村清さんは、
すしざんまい社長として、
年収数億円単位なのかもしれませんが、
一方で、
「すしざんまい」を展開する、
株式会社喜代村は、
「すしざんまい」を展開するのに、
ものすごい経費がかかっています。
全店舗、
24時間営業、
しかも年中無休であるため、
光熱費をはじめとした、
維持費がものすごいです。
さらに売り上げの約40%をしめる、
まぐろを年中、安定供給するために、
世界中に生け簀を維持する経費も、
莫大なものです。
従って、
すしざんまい社長、
木村清さんの年収は、
よくて数千万円単位、
5千万円から8千万円の間くらいではないのか、
僕はそう思います。
スポンサードリンク
この記事が参考になりましたら
下のボタンよりシェアをお願いします。