伊勢神宮『初詣』大混雑必至の式年遷宮後を攻略できるかも？

2013年12月22日 2018年10月31日

初詣、どこに行くか決めましたか？

今年式年遷宮を迎え、社殿が新しくなった、
伊勢神宮はどうですか？

平成25年は、第65回式年遷宮で
10月5日に天照大御神の御神体のお引っ越しがなされました。
身を清めるという意味もあり、
ぜひ行かれてみてはどうでしょうか？

そこでちょっと伊勢神宮を勉強してみましょう。

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伊勢神宮とは？

内宮のご祭神は天照大御神。三種の神器である八咫鏡（やたのかがみ）が奉納されています。
また日本人の総氏神といわれる存在が伊勢神宮内宮なのです。
外宮のご祭神は豊受大御神（とようけのおおみかみ）。
内宮の天照大御神の食事をつかさどり、産業や食事に関する神様です。
内宮と外宮以外を含めて125社を総称して伊勢神宮と言います。

式年遷宮とは？

社殿を造り替える20年に一度の大祭です。
なぜ20年なのかはの定説はありませんが、
1300年天武天皇がお定めになったという事実があるのみです。
20年は人の人生の一つの区切りであり、
建築技術の継承という点から20年という区切りになったのでは
と考えられています。

一つの区切りが終わり新しい始まりでの
初詣というのも新年らしくていいですよね？
次に式年遷宮後の初詣は20年後です。
2014年は式年遷宮を迎えて初めての年となります。

遷宮は、正殿（しょうでん）を始め御垣内（みかきうち）のお建物全てを建て替えし、
さらに殿内の御装束（おんしょうぞく）や神宝を新調して、
御神体を新宮へ遷します。

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混雑状況は？

内宮

20年前の式年遷宮後の伊勢神宮は、
800万人という人ごみでした。
今年の遷宮後はというと、
20年前の約倍で1500万人だったと言われています。

それがどういう状態なのかと言うと、
通常の内宮の参拝所要時間は1時間強ですが、
それが2時間～3時間かかるのが当たり前となってしまいます。
遷宮後のご正殿前の階段へ行くまでの間に、
大混雑で進めなくなります。（下の図の赤い道）
階段上の参拝場所へたどり着くまでに
1～2時間待たなければならないです。（下の図の青い道）

駐車場

このような状況ですので、
駐車場大変込み合います。
内宮付近には、2000台ほど駐車可能な市営駐車場がありますが、
ピーク時には足りません。
「2時間待ち」が当たり前という状態になります。

公共交通機関も混雑し、
バスもタクシーも想像以上に混雑します。
年明けの土・日にはシャトルバスが運行される予定ですので、
一般観光バスに乗車できる方はシャトルバスの利用がおすすめです。

2012年には、
伊勢神宮が初詣に行ってみたいランキングで
1位となっています。
理由は「一度は行ってみたい。お伊勢参りをしたい」
「ご利益がありそう。パワーをもらえそう。神秘的な場所」
などが挙がっています。
2位は、出雲大社です。
3位は、明治神宮、4位は厳島神社でした。

3年前の2009年のランキングは以下の通りです。
1位は、明治神宮（東京都渋谷区）
2位は、成田山新勝寺（千葉県成田市）
3位は、川崎大師平間寺（神奈川県川崎市）
4位は、伏見稲荷大社（京都府京都市）と
10位まで伊勢神宮は入っていませんでした。
式年遷宮が近づくに連れて、
上位に食い込んできたようです。

比較的空いている時間帯は？

今年は7日まで車いすの貸し出し禁止となっていたようです。
つまり大混雑で車いすの事故が多いと予想されたからです。
正月休み期間中も含めて、
内宮は朝5時より参拝可能となります。
だいたい11時をすぎると通常混雑してきますので、
平日の11時までには、お買い物も含めて
終わらせるようなスケジュールを組んでおくのが
いいと思います。

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