先日、亡くなった三毛猫のたま駅長の人気の背景と、見た人の感想は?

先日、亡くなった三毛猫のたま駅長の人気の背景と、見た人の感想は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日、和歌山県の和歌山電鉄の貴志駅の駅長だった、三毛猫のたま駅長が亡くなりました。生前、三毛猫が駅長をやっているローカル線と言う事で、話題になり日本全国から観光客が見に来るほど人気でした。今回、亡くなったのを受けて、日本全国からさらに最後のお別れをしようと沢山観光客が訪れています。訪れた人たちは一体どのような感想を持ったのでしょうか。生前から亡くなっても尚、これだけの人気があるのはどういった背景からか、確かに三毛猫と言う事で珍しいさはあるかとは思いますが、考えてみました。

スポンサードリンク

たま駅長のプロフィール

生年月日 1999年4月29日
出身地 和歌山県
職業 貴志駅駅長
外見 三毛

ママ猫は駅の飼い猫
先日、亡くなった三毛猫のたま駅長の人気の背景と、見た人の感想は?
出典:http://www.kishigawasennavi.com/course/course04/

駅の飼い猫のママ猫の1匹

たま駅長はもともと、貴志駅で駅の倉庫で飼われていたメス猫がいたのですが、メス猫はたま駅長のママ猫です。

それが産んだ子猫の1匹がのちのたま駅長でした。

メス猫の名前はミーコと言いました。
そのママ猫は4匹子猫を産み、うち1匹はすぐに亡くなりました。
残りの3匹のうち、2匹は里親が現れて、引き取られていったようですが、たま駅長だけが残ったそうです。

そして一番、おとなしかったのが、たま駅長でした。

皆のアイドルに
先日、亡くなった三毛猫のたま駅長の人気の背景と、見た人の感想は?
出典:http://minmin78.blog.fc2.com/blog-entry-124.html

スポンサードリンク

駅長就任前は売店勤務

やがてママ猫のミーコとたま駅長は小山商店と言う、売店の飼い猫になりました。

小山商店は駅構内にある売店です。

最初から駅長ではなかったと言う事ですね。

売店が営業している、昼間は店番をしていて、近所の人やお年寄りや子供に特にかわいがられる、いわゆる「街のアイドル」になりました。

そして店番をしながら、ものすごい特技を身に付けました。

それは天気予報です。

そうです。たま駅長は気象予報士としての顔も持っています。

どうやって天気を予想するのか、

「売店で店番をしている時に耳を必要以上に掻いたら、次の日の降水確率は90%」だったそうです。

結構当たっただと思います。

90%も当たるのでは、色々なところから、別の仕事のオファーも来ていたと思います。

それにしても90%雨が当たる気象予報士っているのでしょうか。

ちなみに気象予報士の合格確率はものすごく低いらしいです。

やがて駅長に
先日、亡くなった三毛猫のたま駅長の人気の背景と、見た人の感想は?
出典:http://trend.pikaichi.info/?p=4121

駅長勤務に

たま駅長が貴志駅の売店勤務から、駅長勤務になったのは、2007年の事です。

親会社の和歌山電鉄が別の会社に経営を移管されたのがきっかけだと思います。

経営移管をきっかけにそれまでたまが勤務していた小山商店が取り壊されました。

こまったたま駅長の飼い主が、その新親会社の社長に駅に住まわせてくれないかと言う話をしたところ、話が進んで、それなら猫を駅長にしようと言う話になったと言う背景です。

また当時、同路線が赤字ローカル線だったことから、それを解消するために「日本一有名なローカル線にする」と言う様に考えたことから、それに見合ったイメージキャラクターが必要だったと言う背景もあり、たま駅長が誕生したようです。

まずは1人でも多くに貴志川線と言う、ローカル線を知って頂き、実際に乗って頂けることから、そのまま「招き猫」になりました。

「招き猫」として人気者に
先日、亡くなった三毛猫のたま駅長の人気の背景と、見た人の感想は?
出典:http://release.co.jp/r/11218/

駅長に就任したたま駅長は、その「招き猫」の役割を無事果たしました。

貴志駅には日本全国からたま駅長を一目見ようと多くの観光客がやってくるようになりました。

貴志駅にたま駅長を見にいくには同路線を使用しなくては、なりません。

そんなことから、赤字だった財政は右肩上がりで回復をしていきました。

たま駅長はその功績が買われ「ウルトラ駅長」と役職に昇進しました。

さらに和歌山県からは「和歌山県観光招き大明神」の称号も頂きました。

そんな人気のたま駅長を見に、海外からも多くの観光客が貴志駅を訪れるようになりました。

あの、世界的なケーブルテレビ局、CNNもたま駅長の人気と、たま駅長が世界にも珍しい三毛猫駅長になった背景を特集した位です。

スポンサードリンク

こうして生前は皆に愛され、人気者のたま駅長は6月22日に亡くなりました。

死因は心不全で、人間で言うと、古希、70歳でした。

猫で言うと結構、長生きなのでしょう。

たまを見に訪れた人の感想は、まず「カワイイ」、「癒される」と言う声も多き聞かれるようですが、

海外から訪れた観光客だと、「アメージング」、「驚いた」、あるいは、「すごい」と言う感想を持つ方が多いようです。

猫が人間の代わりをしているからと言うことからなのでしょう。

それだけ「賢い猫」と言う、感想を持たれたのかもしれません。

皆に惜しまれたたま駅長の後任は、二タマ駅長だそうです。

スポンサードリンク

この記事が参考になりましたら

下のボタンよりシェアをお願いします。