映画『ちはやふる』あらすじとネタバレ、キャストや原作との違いは?

映画『ちはやふる』あらすじとネタバレ、キャストや原作との違いは?

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マンガが原作の映画『ちはやふる』は、“競技かるた”に懸ける少女の≪情熱・夢・恋≫を感動の二部作で描く青春超大作です。
あらすじとネタバレや、原作との違いなどをまとめてみました。
主演は今が旬の広瀬すずさん、その幼馴染役は話題のイケメン俳優、野村周平さんと真剣佑さんが務めます。

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映画『ちはやふる』の概要

公開 [上の句]2016年3月19日〜、[下の句]同年4月29日〜
原作 『ちはやふる』末次由紀(講談社『BE・LOVE』連載)
監督・脚本 小泉徳宏 (「カノジョは嘘を愛しすぎてる」など)
音楽 横山克
主題歌 「FLASH」Perfume
企画・制作幹事 日本テレビ放送網
配給 東宝
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映画『ちはやふる』のキャストは?

小倉百人一首は、鎌倉時代の歌人・藤原定家が選定した100首の秀歌撰です。
様々な思いを込めた歌を聴く現代と同じように、
平安や鎌倉時代にも人々は和歌に色々な思いを込めて歌っていて、
恋の歌も数多く存在していますよね。

『ちはやふる』は、この小倉百人一首を使った“競技かるた”に情熱をかけるというスポ根マンガの要素と、
青春マンガとしての恋愛ストーリーもしっかりと織り込まれている作品になっているようです。

過去にはテレビアニメ化もされている『ちはやふる』、
はじめに映画のキャストを見ておきたいと思います。
この先はずっとネタバレも含まれてきますので、ご注意下さい。


出典:http://next.spotlight-media.jp/

綾瀬千早(広瀬すずさん):「感じ」の良さを武器とする、天性の聴力の持ち主。

真島太一(野村周平さん):千早の幼馴染。成績優秀でスポーツ万能で女子からモテモテ。

綿谷新(真剣佑さん):千早と太一をかるたの世界に引き込む幼馴染。優れた記憶力を持つ。

大江奏(上白石萌音さん):かるた部メンバー。呉服屋の娘で古典おたく。巨乳。

西田優征(矢本悠馬さん):かるた部メンバーで通称“肉まん”。小学生時代に千早たちと対戦したことのある競技かるた経験者で、運動能力は高い。

駒野勉(森永悠希さん):かるた部メンバーで通称“机くん”。太一に次いで学年2位の秀才、詳細なデータから部員にアドバイスを送る。

宮内妙子(松田美由紀さん):瑞沢高校教師でかるた部の顧問。スパルタだが優しい一面もある。

若宮詩暢(松岡茉優さん):最強のかるたクイーンで千早の永遠のライバル。ツンデレな一面も。

原田秀雄(國村隼さん):かるた会会長で千早たちの百人一首の師匠。本業は開業医。

須藤暁人(清水尋也さん):北央学園の競技かるた部。体育会系で千早を敵視しているが、時にはアドバイスもする。

木梨浩(坂口涼太郎さん):北央学園の競技かるた部。太一をライバル視している。

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映画『ちはやふる』のあらすじ、ネタバレ!

『ちはやふる』のタイトルは、
「千早(ちはや)ぶる 神代(かみよ)も聞かず竜田川(たつたがわ) 唐紅(からくれない)に水くくるとは」が元になっています。
色男と言われている在原業平朝臣が、
愛する女性を想って詠んだと言われている歌です。
「ちはやぶる」は「神」にかかる枕詞で、
「勢いの強いさま」を表し、千早と作品そのものを象徴しているようですね。

それでは映画『ちはやふる』のあらすじネタバレを、
原作を交えながらしていきたいと思います。

綾瀬千早(広瀬すずさん)、真島太一(野村周平さん)、綿谷新(真剣佑さん)は幼馴染。
小学6年生の時に福井から転校してきた新に
“競技かるた”を教わり、3人はいつも一緒に遊んでいた。

新の夢は競技かるたで名人になること。
そんな新の情熱から、
千早は夢を持つということを教えられる。

だが新は祖父の介護のため、
小学校卒業後は福井に戻ることに。
太一も私立中学に進学するため3人は離れ離れになるが、
“かるたを続けていればまた会える”と約束した。

高校生になった千早は、“新に会いたい、そして強くなったと言われたい”という一心で“競技かるた部”創設を決意。

そして千早と同じ瑞沢高校に進学してきた太一と再会し、
一緒に部員集めに奔走する。

大江奏(上白石萌音さん)、西田優征(矢本悠馬さん)、
駒野勉(森永悠希さん)を必死に勧誘し、何とか5人集まり、
瑞沢高校かるた部を設立する。

太一は千早を一途に想っているが、
千早が新を想う気持ちには気づいている。
新に勝たなければ前に進むことができない太一は、
かるた部創設に尽力し、部長にもなる。
創設したばかりの瑞沢高校かるた部は弱小チームながら、
全国大会を目指して奮闘していく!

ここからは先は原作をもとにネタバレをしていきます。
新はかるた大会に出場している間に祖父が他界してしまった事により、
かるたから離れていた。

けれど千早と太一に再会し、またかるたを始める。
新は高校2年生の時に千早に告白するが、
高校3年生夏になっている現在でも、千早は返事を保留中。
また太一も高校3年生の春に千早に告白、
すると千早は太一には「ごめん」と返事をする。

その後は部長の太一が学業に専念するために退部してしまい、
千早は動揺してかるたに集中できなくなり、休部を宣言。

一方、千早の団体戦優勝に感化された新は、
自分も高校で団体戦出場のためにチームを作ろうと動きだす。

すると千早の方も、新がかるたを離れていた時のように、
強くなって太一を待つという決意をした。

この先、かるた部も恋の行方もどうなってしまうのか、かなり気になりますね!


出典:http://news.ameba.jp/

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映画『ちはやふる』、原作との違いは?

原作コミックは女子だけでなく男子にも
大人気の青春マンガの大本命となっています。

2009年に第2回マンガ大賞受賞、
2010年には「このマンガがすごい!オンナ編」で第1位、
2011年に第35回講談社漫画賞少女部門を受賞しています。

出典:http://matome.naver.jp/

原作者の末次由紀さんは、過去の盗作騒動で一時活動を休止し、
途中で連載が終了してしまったマンガもあるそうです。

けれどそんな末次さんが満を持して『ちはやふる』で復活、
待ちわびていたファンの方達からもとてもパワフルな作品だと絶賛されているようですね。

『ちはやふる』は現在30巻まで発行されていますが、まだ連載中です。
それを映画「上の句」「下の句」の2部で完結させるとなると、
かなり内容を凝縮させて、更にマンガより先に結末まで持っていくのでしょうか。

マンガでは途中で1度、全国大会という大きな山場を迎えています。
もしかしたら映画ではそこまでのストーリーを描くのかもしれませんね。

そうなると気になってくるのは三角関係の行方で、
マンガで千早はこれまで誰とも付き合っていない状態です。

新に想いを寄せてはいますが、
映画では太一役に大ブレイク中の野村周平さんがキャスティングされています。

ということは、“千早と太一”という組み合わせになるということも考えられそうですね。
でも原作ファンの方達のために、
そこは夢を持たせて曖昧に終わらせるパターンもありえそうです。

いずれにしても、千早と太一と新の恋愛に関する部分も、
映画ではクローズアップされていくのではないでしょうか。

大津市は“かるたの聖地”と言われていて、
そこでロケをした小泉監督は魅力を語っています。

青い空に近江神宮の赤い鳥居、
そして新緑がとてもきれいだったといいます。

マンガでは表現しきれない、
色のコントラストなどのビジュアル面も見どころのようですね。

また、大津市のゆるキャラ“おおつ光ルくん”も下の句では登場するとのことですよ。

末次さんの描くマンガでは、
音がリアルに聞こえてきそうだと絶賛されています。

映画ではそれが実際の音として聞こえてくるところもポイントになっているようですね。
競技者が畳を叩く音や、
静から動へのメリハリなどを楽しんでほしいそうです。

また、和歌には“掛詞”という言葉のテクニックがあり、
これは1つの言葉に2つ以上の意味を持たせるというもの。

映画ではセリフの中に“掛詞”をたくさん織り交ぜているそうで、
その隠れた意味を探し出すのもおもしろそうですね。

マンガというと若者向けのイメージですが、
試写会の際は中年男性も泣いていたのだとか。
映画『ちはやふる』は幅広い世代の心に響く作品になっているようです。

出典:http://www.kyoto-np.co.jp/

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