人気お笑いコンビ、ピースの綾部祐二さんが、突然のニューヨーク行きを発表したのは2016年10月のこと。アメリカでビックになりたい！という
アメリカンドリームを抱えての渡米予定ですが、その出発予定とされていたのは今年4月なので、あと1か月弱に迫っています。
レギュラー番組、連載、CMをすべて降板し、コンビとしての活動は無期限休止とされていますが、そんな決断に世間や芸能界はどのように反応しているのでしょう？
応援する声や疑問の声を詳しく調べてみました。
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綾部祐二さんのプロフィール
| 生年月日 | 1977年12月13日（39歳） |
|---|---|
| 出身地 | 茨城県古河市 |
| 身長 | 167cm |
| 最終学歴 | 茨城県立境西高等学校 |
ピースとしての活躍
引用：http://spotlight-media.jp/
2003年10月、綾部祐二さんと又吉直樹さんによって結成。
別のコンビを解散しピン芸人や裏方として働いていた綾部さんが、同じくコンビを解散したため芸人を辞めると言っていた又吉さんを説得しているうちにコンビを結成することになりました。
東京NSCの同期に平成ノブシコブシさん、5GAPさん、三瓶さん、大西ライオンさん、などがいます。
2010年2月にトークバラエティ番組『しゃべくり007』に「注目の若手芸人」として取り上げられる。同番組出演後、徐々にブレイクしていったことから、同年8月に「凱旋出演」として再びゲスト出演しました。
また、同年3月号『日経エンタテインメント!』のインタビューにおいて、『アメトーーク!』のMC雨上がり決死隊とプロデューサーの加地倫三さんが注目する芸人としてピースの名前を挙げました。
2010年4月より始まったフジテレビ番組『フジ算』にてコント「綾部先生と又吉先生」が閲覧数・評価点で2位を獲ります。
同年10月にはこの番組で活躍した若手ディレクター・芸人が中心となって後番組の『ピカルの定理』が始まる事になります。
引用：http://plaza.rakuten.co.jp/
2010年のキングオブコント決勝に初進出。2ndステージで大会最高点（942点）を出し暫定1位に立つも、キングオブコメディに敗れ準優勝となりました。
2010年M-1グランプリ決勝に初進出。「日本語の発音」のネタで、審査員の中田カウスさん、宮迫博之さん、渡辺正行さんからはそれぞれ3位のスリムクラブよりも1点高い
「95点」「92点」「89点」をつけられ暫定3位に入りましたが、結果は敗者復活で上がってきたパンクブーブーに押し出され4位。
2015年、女性向けファッション誌『an・an』の表紙に起用されます。同誌創刊から45年の歴史において、お笑いコンビが表紙に登場するのは初めてのこと。
そして、同年、又吉さんが書いた小説「火花」で新人小説家の登竜門である芥川賞を受賞。
2016年10月8日、綾部さんが会見を開き、2017年4月から米・ニューヨークを拠点に活動すると発表。
コンビは事実上の活動休止となる。
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綾部祐二さん、ニューヨーク行きの理由
昨年10月、突然のニューヨーク行きを発表した綾部さん。
引用：http://pinky-media.jp/
「ニューヨークで語学を学びながらコメディアンとして活動していく予定だが、
最終的には1度でいいからハリウッドでレッドカーペットを歩くにが夢」
と発表しましたが、決断に至った経緯を詳しく調べてみました。
綾部さんは元々かなり野心家タイプで、とにかくビックになることに憧れていたそうです。コンビを組む前からアメリカに行きたいという願望もあったようです。
そのきっかけになったのは映画の『スタンドバイミー』。この映画に憧れ、自分もレッドカーペットを歩きたいという夢を持っていたそうです。
引用：http://timeiess.blog.shinobi.jp/
そんな”夢”が現実的になったのが2016年はじめのこと。その時期に1人でニューヨークに行った綾部さんは友人に会いました。
その友人というのがハリウッドにコネを持っている人物だったらいく、『スタンドバイミー』の脚本家に綾部さんの話をしてくれることになりました。
後日、その脚本家さんが綾部さんに会いたいと連絡があり、なんとビバリーヒルズにある脚本家さんの自宅まで行ったそうです！
その手土産として持って行った清水焼の茶碗をとても気に入り感動した脚本家さんは、そのお礼ということで
”英語を覚えてニューヨークへ来たら映画の出演で恩返しをする”
と社交辞令かもしれないけれど、その言葉に運命を感じたと言います。
また、相方の又吉さんが小説『火花』で芥川賞を受賞したことで刺激を受けて決心したそうです。又吉さんも”いいんじゃない勝負してきてください”
と背中を押してくれたそうです。
引用：http://pinky-media.jp/
応援する声＆疑問の声
アメリカでビックになるまで日本に戻らない、と挑戦の期限を区切らないことを発表した綾部さんの野望に対して、芸人仲間や世間の反応はこちら。
”綾部が来年の春から活動の拠点をアメリカに移すと発表した。相方として応援したいし、楽しみでもある。ただ、出発まで半年くらいある。まだ結構時間がある。
半年前はどれくらいの顔をして横にいればいいのだろう。（2016年10月8日 又吉直樹さんのツイッターより）
”綾部の挑戦。応援したい。頑張れ！”（2016年10月8日 陣内智則さんのツイッターより）
”マジだったんだ…そういえばロケ車で「ディカプリオいい顔になってきてるよね」なんて事を言ってたもんなぁ…ボケじゃなかったんだ…頑張って！”（2016年10月8日 陣内智則さんのツイッターより）
”綾部…納得いくまで楽しんで来い！星の王子様 ニューヨークへ行く！の新作が出てそれに出演するまで帰ってくるな！”（2016年10月9日 河本準一さんのツイッターより）
”止めることはできない。頑張れって、心から応援しています。ああ見えて天然。そこが心配”（2016年10月15日トークショーにて）
引用：http://www.oricon.co.jp/
と、芸人仲間からは賛成と応援の声が多数寄せられましたが、一方世間からは疑問の声も多く寄せられています。
”ピース綾部が何しに行くのか、アメリカで成功するとは全く思わないけど本人がやりたいというなら応援はしたい”
”綾部、来年からニューヨーク拠点と。どういう転身だ、ってか日本でこれ以上は上に行けないって判断もあるのかな”
”又吉がNHKとかで先生になってしまってもうひとりで仕事してるから綾部ひまなんかな”
”ピース 綾部 どうしたいんだ？ 又吉が作家に専念ってこと？ っていうか格差に耐えられなかったのかな？”
”ピース綾部、完全に小説家又吉の腰ぎんちゃく程度の印象しかなくなってた”
など、やはり又吉さんの才能に嫉妬して暴走してしまったような印象を受けた人も多いようです。
引用：http://spotlight-media.jp/
『ダウンタウンDX』にピース。ますます雲行きが怪しくなっている綾部さんのニューヨーク行き。今さら「銃社会だから怖い」とか、「卵かけご飯だけ食べて済ませようと思っていたのにアメリカでは生卵が食べられないらしい」とか、言ってることが異次元すぎてもはや面白い！
— ラリー遠田 (@owawriter) 2017年3月4日
綾部がニューヨーク行くのいいと思う
何かを始めるのに遅すぎることはないって金井王子も言ってたし
何言われても頑張ってきてほしいなぁ— ちひろ☆4/15 C&K (@_chiiiichan_) 2017年2月19日
ピース綾部、腰低くて下手・弱気なキャラでやってるけど、ニューヨークからハリウッドで成功したら、堂々としてソファーで足組んでインタビュー受けるようなキャラに変わるんだろうか？
— ヨシアキ (@totheJustice) 2017年2月19日
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ニューヨーク行きに暗雲！？
いよいよ渡米まであと1か月と迫った今、綾部さんが弱気になっているというのです。
渡米を渋りだした理由はこちら
●アメリカが怖い
銃社会であること、医療費が高いことが怖い理由だと言います。最初からわかっていたことでは・・・？と突っ込みたくなりますが、笑。
●食事が心配
綾部さんは変わった食べ物が苦手なので、ニューヨークでも毎日卵かけごはんで過ごそうと決めていたのだそう。
しかし、アメリカで生卵は食べられないということに最近気づいてしまったようです。
●周りからのプレッシャー
世間の反応は冷たいながらも、芸人仲間や先輩芸人からの応援の声もあり決意は固かったようですが、逆に”いつ行くの？””早く行けよ”
という周りの圧力が強すぎてプレッシャーに負けそう、だというのです。
また、綾部さんがどのビザでニューヨークに滞在するのかも問題視されています。吉本興業のNY支社勤務ということで就労ビザが取れるのか？
もし観光ビザなら、アルバイトをしながら俳優を目指すという夢は叶えられません。
アメリカの外国人の就労条件が厳しく、さらにトランプ大統領になって以来移民に対する条件が大変厳しくなっています。
引用：http://imgcc.naver.jp/
今では「アメリカ行く行く詐欺」なんて言われている綾部さん。アメリカンドリームは一体どうなるのでしょうか？
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